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松尾芭蕉、本居宣長とともに、三重県が生んだ偉人のひとり松浦武四郎は、北海道の探検に始まり、全国各地をすみずみまで旅をした人物で、武四郎の歩いた道をつなげば、日本地図ができ上がるとまでいわれたほど、その調査は日本全国に及んでいます。
なかでも6回にわたっておこなわれた蝦夷地(現在の北海道)の調査は多くの著作にまとめられ、今でも貴重な資料として、国の重要文化財に指定されています。
そして、明治政府では開拓判官となり、北海道の名称、国名(のちの支庁名、現在の振興局名)、郡名の撰定に携わったことから、「北海道の名付け親」と称せられるようになりました。
松阪市(旧三雲町)では、この偉大な松浦武四郎の功績を偲び、松浦家で代々大切に保存され、寄贈を受けた武四郎ゆかりの資料を展示する博物館として、「松浦武四郎記念館」を、平成6年(1994年)に開館しました。
それ以来、市民だけでなく、記念館を訪れた多くの人びとに、松浦武四郎の偉業を伝えています。
松浦武四郎記念館 外観
「松浦武四郎記念館」には、松浦家から松阪市(旧三雲町)に寄贈された武四郎の貴重な資料を数多く収蔵しています。
平成20年(2008年)に、松浦家から寄贈された資料のうち、1503点が国の重要文化財に指定されました。(現在は1505点)
松浦武四郎記念館の展示室では、約2ヶ月ごとに資料を入れ替えながら、多彩な分野で活躍し、さまざまな顔を持っている松浦武四郎の姿を紹介しています。
松阪市小野江町にある松浦武四郎誕生地は松浦武四郎の実家にあたり、昭和37年(1962)に、当時の三雲村が史跡に指定した場所です。
武四郎の父・時春には末っ子の武四郎のほかに、三人の子どもがおり、実家は武四郎の兄・佐七が跡を継ぎました。
武四郎の父母や、兄の家族が代々住んだため、武四郎にとってはふるさとの実家であり、現在は松阪市の所有となっています。
※武四郎が生誕200年を迎えた平成30年2月25日 日曜日、第23回 武四郎まつりの日に一般公開が開始されました。
松浦武四郎記念館リニューアルに伴い条例が一部改正され、休館日、開館時間、入館料金が改定されました。
入館料の改正前と後の比較は、下記のPDFをご覧下さい。
月曜日が祝日にあたる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。
台風やゲリラ豪雨により警報が発令された場合は次の通り対応します。
※暴風警報や特別警報が解除された場合は開館します。
※管理・運営の都合上、止むを得ず臨時に休館させていただく場合があります。
ご遠方からお越しいただく際は、ご来館いただく前にお電話等でご確認いただけると確実です。
電話 0598-56-6847
午前9時00分~午後4時30分
午前9時30分~午後4時30分
360円(団体割引 20名以上 230円)
230円(団体割引 20名以上 120円)
※上記の金額は、それぞれおひとりあたりの料金です。
※障害者手帳をお持ちの方とお連れの方1名まで無料です。受付で障害者手帳をお見せください。
※令和3年4月24日土曜日より、障がい者手帳の代わりに障がい者手帳アプリ「ミライロID」をご利用いただけるようになりました。障がい者手帳アプリをご提示いただいた方と、その介助者1名は、入館料が無料となります。
※未就学のお子様は無料です。
110円(団体割引20名以上 80円)
※上記の金額は、それぞれおひとりあたりの料金です。
※障害者手帳をお持ちの方とお連れの方1名まで無料です。受付で障害者手帳をお見せください。
※令和3年4月24日土曜日より、障がい者手帳の代わりに障がい者手帳アプリ「ミライロID」をご利用いただけるようになりました。障がい者手帳アプリをご提示いただいた方と、その介助者1名は、入館料が無料となります。
※18歳以下のお客様は無料です。
2月25日日曜日、保存整備を行っていた松浦武四郎誕生地の一般公開開始いたしました。
410円(団体割引20名以上 290円)
※上記の金額は、それぞれおひとりあたりの料金です。
※障害者手帳をお持ちの方とお連れの方1名まで無料です。受付で障害者手帳をお見せください。
※令和3年4月24日土曜日より、障がい者手帳の代わりに障がい者手帳アプリ「ミライロID」をご利用いただけるようになりました。障がい者手帳アプリをご提示いただいた方と、その介助者1名は、入館料が無料となります。
※18歳以下のお客様は松浦武四郎誕生地が無料ですので、共通入館券はございません。
〒515-2109 三重県松阪市小野江町383
電話:0598-56-6847