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みなさん、松浦武四郎記念館のホームページへ、ようこそお越しくださいました。
松浦武四郎は、今から150年以上も前に、蝦夷地と呼ばれていた北海道を6度にわたり調査し、道なき道を歩きました。
そして、本州とは異なる独自の文化をもつアイヌ民族のみなさんと深く交流し、アイヌ文化への理解と尊重を呼びかけた人物です。
近年、異文化理解や多文化共生社会といわれ、異なる文化への理解が社会的な課題となっていますが、それにはまず、日本の歴史と文化を正しく理解することが大切であり、同じ日本に暮らすアイヌ民族の歴史・文化への理解が重要であることは言うまでもありません。
松浦武四郎は文化15年(1818年)に生まれましたが、平成30年(2018年)は、武四郎の生誕200年を迎えるメモリアルイヤーであり、この記念となる年にむけて、松浦武四郎の存在意義を考え、武四郎の生き方に学ぶことは、今日の私たちにとって大いに意義のあることであり、心豊かな人づくり、個性あふれるまちづくり、新しい文化の創造へもつながるものであります。
また、武四郎が日本全国を歩く中で築いた交流を、現代へとつなげていくことは、松阪が全国各地との文化交流をおこなっていくうえでも、大きな力となることでしょう。
松浦武四郎記念館では、松浦武四郎を広くみなさんに発信することに努め、平成30年(2018年)に迎える武四郎の生誕200年をたくさんの方々とともに盛り上げていきたいと考えております。
どうかみなさまからのご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
松浦武四郎記念館 館長 中野 恭
松阪市 教育委員会 文化課
〒515-8515 松阪市殿町1315番地3
電話:0598-53-4397