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緊急地震速報の発表基準が変わります

ページID:0125678 更新日:2023年2月1日更新 印刷ページ表示

変更内容について

これまでの緊急地震速報は、気象庁が「震度5弱以上を予想した場合」に緊急地震速報を発表していましたが、 令和5年2月1日から、「長周期地震動階級3以上を予想した場合」でも、緊急地震速報を発表します。

緊急地震速報(警報)の発表基準
発表基準

震度5弱以上を予想した場合
+(または)
長周期地震動階級3以上を予想した場合

対象地域

震度4以上を予想した地域
+(または)
長周期地震動階級3以上を予想した地域

※緊急地震速報(予報)の発表条件には、長周期地震動階級1以上を予想した場合を追加します。​


長周期地震動階級
                        長周期地震動の階級(気象庁サイトより引用)

長周期地震動とは

大きな地震で生じる、周期(揺れが1往復するのにかかる時間)が長い大きな揺れのことを長周期地震動といいます。 長周期地震動により、高層ビルは大きく長時間揺れ続けることがあります。また、長周期地震動は遠くまで伝わりやすい性質があり、 地震が発生した場所から数百kmはなれたところでも大きく長く揺れることがあります。
長周期地震動による大きな揺れにより、家具類が倒れたり・落ちたりする危険に加え、大きく移動したりする危険があります。

動画
​画像をクリックすると解説ページへ移動します。(気象庁サイト)

緊急地震速報を見聞きしたら

家庭で屋内にいるとき

  • 家具の移動や落下物から身を守るため、頭を保護しながら大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れる
  • あわてて外に飛び出さない
  • 料理や暖房などで火を使っている場合、その場で火を消せるときは火の始末、火元から離れているときは無理に火を消しに行かない
  • 扉を開けて避難路を確保する
    家庭内の写真矢印机の下に隠れるイラスト

人が大勢いる施設(大規模店舗などの集客施設)にいるとき

  • あわてずに施設の係員や従業員などの指示に従う
  • 従業員などから指示がない場合は、その場で頭を保護し、揺れに備えて安全な姿勢をとる
  • 吊り下がっている照明などの下から退避する
  • あわてて出口や階段に殺到しない
    店内で低い姿勢で頭を守るイラスト

エレベーターに乗っているとき

  • 最寄りの階で停止させて、すぐに降りる
    エレベーターから速やかに降りる画像

屋外にいるとき

  • ブロック塀の倒壊や自動販売機の転倒などに注意し、これらのそばから離れる
  • ビルの壁、看板や割れた窓ガラスなどの落下に注意して、建物から離れる
    ブロック塀

山やがけ付近にいるとき

  • 落石やがけ崩れに注意し、できるだけその場から離れる
    山やがけから離れるイラスト

鉄道・バスに乗っているとき

  • つり革や手すりにしっかりつかまる
    つり革や手すりにつかまるイラスト

自動車運転中

  • 後続の運転手が緊急地震速報を聞いているとは限らないため、自動車運転中は、あわてて急ハンドルや急ブレーキをかけず緩やかに速度を落とす
  • ハザードランプを点灯して周りの車に注意を促し、道路の左側に停止する
    自動車が停止するイラスト

(引用元:気象庁サイトhttps://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/koudou/koudou.html)


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