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松阪市消防団の歴史は古く、寛政6年(1794年)に消防制度が初めて布かれたのがその始まりであるとされています。私はこの長い歴史と伝統を持つ松阪市消防団の第10代団長に就任いたしました。約16万人の市民の安全・安心を守る重要な使命に責任感と緊張感を感じながら職務を遂行しております。
私たち消防団は「自分たちのまちは自分たちで守る」という郷土愛の精神に基づき、普段はそれぞれの仕事を持ちながら、災害時には常備消防と連携して消火活動や救助活動に取り組んでおります。災害出動などの消防団活動は昼夜を問わず、団員に係る精神的・肉体的負担は大きく、家庭や職場の皆様のご理解ご協力が不可欠であります。
こうした中、松阪市消防団は、近い将来発生が危惧されております南海トラフ巨大地震等に備え、各分団に救助資機材を配備するとともに、消防団活動は時として危険が伴うこともあるため、ライフジャケット、トランシーバー等団員の安全装備面を充実させ、団員が活動しやすい環境づくりを整えながら、日々の訓練に取り組んでいます。
また、東日本大震災や、全国各地で地震が頻発しているほか、集中豪雨や大型台風の襲来など自然災害の更なる脅威が危惧されているところです。
このような中、地域の安全と市民生活の安心を確保するうえで、消防団に寄せる市民の期待は、ますます大きくなってきております。
引き続き市民の負託に応えられるよう、組織の充実・強化を図り、魅力ある消防団を目指し邁進して行きたいと考えておりますので、皆様のご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。
松阪市消防団統括団長 山川 良樹
松阪方面団長 |
嬉野方面団長 |
三雲方面団長 |
飯南方面団長 |
副統括団長兼飯高方面団長 |