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消防団とは

ページID:0109148 更新日:2012年2月20日更新 印刷ページ表示

消防のしくみ

消防機関には、消防本部・消防署・分署・消防団があり、それぞれの機関が連携して消火・水防・救助活動等を行っています。

表彰式の写真

主な役割

消防本部

消防の任務を遂行するために必要な予算、庶務、企画立案、人事及び防災・予防業務等の事務を行います。

消防署・分署

第一線の活動部隊としての役割を果たし、火災、災害及び人命の救助救出に出動し、火災予防活動等に従事します。

消防団

消防署と協同して火災、災害及び人命の救助救出に出動するとともに、火災予防の啓蒙普及活動等を行います。

消防団の仕事

消防団は、地域に密着した消防機関として「自分の街は自分たちで守る」という郷土愛護と使命感のもと、地域の防災リーダーとして幅広い活動を行っています。
消防団員は、消防・防災に関する知識や技術を習得し、火災発生時における消火活動、地震や風水害といった大規模災害発生時における救助・救出活動、警戒巡視、避難誘導など、地域住民の生命・財産を災害から守るために活動しています。また、災害のない場合でも、訓練のほか、応急手当の普及指導、住宅への防火指導、特別警戒、広報活動などを行い、災害を未然に防いだり被害を軽減するために日々活動しています。
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道路を走る消防車の写真

消防団員の身分

消防団員は消防団長から任命され、団員として任命されると特別職の地方公務員となります。
消防団員は、普段は各自の仕事をしながら、非常時には消火活動などを行います。
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女性消防団

近年、女性の消防団員への参加も増加しており、一人暮らし高齢者宅への防火訪問、広報活動等、火災予防面の活動を中心に女性の優しさや細かな配慮を活かし活動しています。
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桜のイラスト

団員確保への取り組み

平成17年1月の合併時に消防団員の欠員数が101名あり、消防団幹部会議等で再三にわたり団員補充について検討し、地域の実情にあった組織とするための機構改正をまとめ、市の重要取組事業にも掲げ団員確保に取り組んでいます。

(1)機構改正

  • 人口が減少している地域の団員確保が難しいことから、広範囲からの入団を促進するため班の統合を行い、これらの地域には軽四輪の小型ポンプ積載車を導入し機動力をつけるようにしています。
  • 新興住宅ができ人口・世帯等が増加した地域には、新たに分団を設置するとともに班を分団に昇格させています。
  • 高層ホテル・マンションの増加した地域及び歓楽街には、団員数を増加して消防力の強化に努めています。
  • 今回の改正の特徴としては、自治会単位の区割に配慮し、地域住民から理解が得られる組織に改編しています。

(2)団員確保の取り組み

  1. 松阪市政の所信に、消防団の機構の見直しと消防団体制の強化を掲げ、その経費を予算化
  2. 市議会議員、自治会長に説明するとともに、消防団OB及び消防職員OBに協力要請
  3. 関係地区の自治会長の集会で、説明会を開催
  4. 事業所へ消防団員募集依頼
  5. 自治会、事業所へ団員募集の広報文を配布、ポスターを掲示
  6. 新聞、ホームページに掲載
  7. 人口減の地域は、女性消防団員を増員

(3)取り組み結果

自治会長等の理解と協力のもと、101人の団員を補充し、定員1420人を確保しました。