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令和7年3月8日(土曜日)~令和7年5月25日(日曜日)
3月まで:9時00分~16時00分
4月から:9時00分~16時30分
3月10日、3月17日、3月21日、3月24日、3月31日
4月7日、4月14日、4月21日
5月7日、5月12日、5月19日
一般 150円 / 6歳以上18歳以下 70円
殿村家は松阪中町に邸宅を置いた商家で、本家と3軒の分家・別家がありました。本家は寛文10年(1670)、伊勢屋という屋号で江戸大伝馬町一丁目で木綿仲買商を始め、その後貞享3年(1686)に長谷川家などとともに木綿問屋となっています。分家は松阪で両替店を営み、宝暦5年(1755)には松阪御為替組加入を申し受け、紀州藩関係の金融も取り扱いました。しかし、明治26年(1893)の松阪大火で家屋が焼失し、家系や商いについて不明な点も多くあります。
殿村家は他の松阪商人と同様に文化活動にも積極的で、殿村安守・常久・精吉(櫟亭琴魚)は曲亭馬琴や本居宣長と交友し、多くの著作を遺しています。明治生まれの殿村本家当主・殿村小霞は、日本画家として活躍した人物で、幼少の頃から絵画を好み、東京美術学校に入学すると橋本雅邦に師事、国内外の展覧会に出品して数々の賞を受賞しました。
本企画展では、殿村小霞の作品を中心に文化面から見た殿村家の人々にスポットを当て、殿村家の人々や関連する芸術作品などを紹介します。
企画展「殿村家の人々」チラシ [PDFファイル/2.85MB]
【同時開催】
サブ展示
大阪・関西万博開催記念 昭和の日本万国博覧会展
令和7年3月8日(土曜日)~令和7年5月25日(日曜日)
季節限定展示
浅草寺観桜図屏風
令和7年4月1日(火曜日)~令和7年5月25日(日曜日)
詳しくはイベント情報をご覧ください。
【次回企画展】
令和7年5月31日(土曜日)~令和7年6月22日(日曜日)
9時00分~16時30分
6月2日、6月9日、6月16日
一般 150円 / 6歳以上18歳以下 70円
本年もテーマを「館の想(おもひ)」として、松阪市内の各まちかど博物館長さんたちの思い入れのある作品、資料などの展示をしていただきます。
まちかど博物館とは、今までの「博物館」のイメージにとらわれることなく、コレクションや伝統の技、手仕事などを、仕事場の一角や個人のお宅などで、館長さんのお話を聞いたり、展示物を見たり、また体験することが出来る博物館で、地域の歴史や文化に根ざした貴重な資料や伝統など、それを受け継ぐ人々や文化に気軽に触れることができるところです。
本展では、各館長さんのコレクションへのこだわり、永年培った技への情熱や、そして地域への愛着などを感じていただければ幸いです。
・時計屋なかの ・柳屋奉善
・萬古不易館 ・ヒュン
・飯南局舎 和み ・竹輝銅庵
・木のこ工房 ・射和まちなか博物館
・アトリエ華花 ・うつくしや東村呉服店
・うらら花 ・たぬみせ納豆工房(館の紹介パネルのみ)
日時:令和7年6月14日(土曜日) 14時00分~14時45分
講師:柳屋奉善17代当主 岡 久司 さん
演題:「夢450年」
場所:歴史民俗資料館1階
定員:20名(申込不要・聴講無料、但し入館料必要)
第11回松阪まちかど博物館展チラシ [PDFファイル/2.74MB]
【休館のお知らせ】
展示替えにつき、
令和7年5月26日(月曜日)~5月30日(金曜日)
令和7年6月23日(月曜日)~6月27日(金曜日)
は臨時休館いたします。