旧カネボウ綿糸松阪工場綿糸倉庫について

印刷用ページを表示する掲載日:2012年9月4日更新

 「赤レンガの倉庫」として皆さまに親しまれている松阪市文化財センターの象徴「市民ギャラリー」は、登録有形文化財に登録されています。

国登録有形文化財 旧カネボウ綿糸松阪工場綿糸倉庫  平成14年7月16日 国登録文化財登録

概要

 松阪市文化財センター市民ギャラリー棟は、旧鐘渕紡績松阪支店の原綿製品倉庫として、大正12年(1923年)に建設されました。長さ約74m・幅10.6mの細長い建物の外壁は、レンガの小口面と長手面が1段ごと交互に現れる「イギリス積み」と呼ばれる工法で積まれています。また、間隔をあけて柱型が表現されている外観も、当時の姿をよくとどめています。内部は4室に区画され、正面には庇がついていました。
 平成5年4月の合理化による工場閉鎖により、工場内にあった建物とともにこの建物も壊される予定でした。しかし、保存を望む声が高まり、平成6年に松阪市が取得することになりました。その後、建物の補強・修復工事を経て、平成8年に開設された松阪市文化財センターの市民ギャラリー・収蔵庫に生まれ変わりました。現在は、松阪市美術展覧会会場、個人・グループの展覧会場としてご利用いただき、松阪市内外の多くの皆さまに親しんでいただいています。

《大正12年(1923年)建築/レンガ造り、平屋切妻造、鋼板葺、全長約74m・幅10.6m、建築面積1,044平方メートル》

ギャラリー棟全景公園側外観
旧カネボウ綿糸松阪工場綿糸倉庫(左:文化会館側の外観 右:カネボウ跡公園側の外観)

プレートイギリス積み小屋組み
左:文化財プレート(第1ギャラリー入口横) 中:「イギリス積み」のレンガ外壁 右: 建物内部の小屋組み

通路ギャラリー内部収蔵庫
左:ギャラリー前通路 中:ギャラリーでの展示状況 右: 埋蔵文化財収蔵庫

登録有形文化財建造物とは

  私たちのまわりには、自然や町並みなど後世にのこしたい風景が多くあります。地域にのこる古い建物のうち、人びとに親しまれている建物、時代の特色をよく表したもの、二度と造れないものは、かけがえのない文化財であるという考えに基づき、平成8年に文化財建造物を守り、地域の資産として活用するため「文化財登録制度」が制定されました。この制度は、建築から50年を経過した歴史的な建造物のうち、一定の評価を得たものを文化財として登録し、ゆるやかな規制を通じて保存を図り、その活用を促進しようというものです。

 松阪市内の登録有形文化財建造物

 
名称員数時代所在地指定年月日所有者・管理者
松阪市文化財センター
 (旧カネボウ綿糸松阪工場綿糸倉庫)
1棟大正外五曲町平成14年
7月16日
松阪市
松阪市立歴史民俗資料館(旧飯南郡図書館) 本館1棟明治殿町平成9年
9月3日
松阪市
松阪市立歴史民俗資料館(旧飯南郡図書館) 倉庫1棟明治殿町平成9年
9月3日
松阪市
鈴屋遺蹟保存会旧事務所1棟明治殿町平成19年
9月30日
(公財)鈴屋遺蹟
保存会
鈴屋遺蹟保存会倉庫1棟明治殿町 平成19年
9月30日
(公財)鈴屋遺蹟
保存会
鈴屋遺蹟保存会正門1棟明治殿町 平成19年
9月30日
(公財)鈴屋遺蹟
保存会
鈴屋遺蹟保存会塀1棟明治殿町 平成19年
9月30日
(公財)鈴屋遺蹟
保存会
旧飯南郵便局局舎 1棟昭和飯南町平成23年
1月26日
個人

所在地/アクセス

 松阪市文化財センター来館案内(アクセス他)のページはこちらから

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