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住宅における熱の流出・流入は、いずれも6割~7割が窓などの開口部からだと言われており、日本の住宅の窓の約7割が「アルミサッシ+単層ガラス」などの熱を通しやすい材質・構造であるため、窓の断熱性能が低くなっています。そのため、窓を断熱性能が高い「樹脂サッシ+複層ガラス」などに交換することで、住宅の断熱性能を高めることができます。
(出典)環境省「先進的窓リノベ2024事業」https://window-renovation2024.env.go.jp/document-download/
断熱性能が高ければ、冬は家の中の暖かい空気や熱を外に逃がさず、夏は外の熱い空気や熱を家の中に入れないため、1年を通じて温度変化が少なくなり、快適に過ごすことができるようになります。
また、エアコンの効きもよくなることで、電気代の節約にもつながり、家庭からのCO2排出削減にもつながります。
松阪市は、断熱窓の改修工事をする場合に費用の一部を補助しています。国の補助金と併用可能ですので、これを機に窓の改修を進め住宅の断熱性能を高めていきましょう!
松阪市の断熱窓の改修に関する補助金はこちら
国の断熱窓の改修に関する補助金はこちら
窓の改修方法は、主にガラス交換・内窓設置・外窓交換(カバー工法・はつり工法)の3種類です。既存の窓の構造や状況に合わせた工事が必要なので、工事業者に相談し最適な手法を選択する必要があります。
(出典)環境省「窓の断熱リフォームから、暮らしの脱炭素を始めよう」https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/zc-action30/topics/2022_01.html
近年では、既存の窓の内側にもう一枚窓を設置する内窓工事が多い傾向にあり、工事日数が短く、ほかの手法と比べて費用も抑えて施工することが可能です。
そのほかにも様々なメリットがあるので、体と環境と家計に優しい断熱性能が高い住宅を目指していきましょう!