令和元年度 中小企業ハンズオン支援事業の最終報告会を開催しました
日時
令和2年10月2日(金曜日) 14時00分~14時35分
場所
松阪市産業振興センター 3階 研修ホール
発表者
発表者:株式会社佛英堂 専務取締役 野呂 英旦
タイトル:ハンズオン支援事業報告~活動実績とコロナへの対応策~
内容
令和元年度中小企業ハンズオン支援事業の最終実績について株式会社佛英堂 専務取締役 野呂 英旦氏より報告がありました。
野呂専務は、お寺の遊休施設をイベントスペースを借りたい人に貸しだす「かすてら」サービスの活動経緯報告と、コロナ禍での状況変更と共に立ち上げた新サービス「SUGOMORY」「オンライン駆け込み寺」を説明されました。また、今後はオンラインでのサービスをさらに推進するとともに、コロナ禍に対応しながらイベントの再開を目指し、活動されることを話されました。
かすてら
お寺の持つ遊休施設をイベントスペースを借りたい人に貸し出すマッチングサイト
SUGOMORY
巣ごもり生活を充実させるサービスを紹介するサイト。ヨガ教室やハンドメイド体験教室、英会話など、お家にいながら楽しめるオンライン教室などを掲載中。
オンライン駆け込み寺
悩みがある方や、誰かに相談したい方が、Zoomなどのオンラインシステムを使い、住職に相談依頼できるサイト。
中小企業伴走型支援事業補助金審査委員の方の質疑応答及び意見交換の後、同審査委員長の西村訓弘三重大学副学長の事業総括がありました。
総括
コロナ禍で事業の転換が迫られる中、新しいやり方に転身したことは素晴らしい。オンラインが「ふつう」になるかもしれない今、「SUGOMORY」や「オンライン駆け込み寺」は需要が見込まれると思う。
また、当初、「かすてら」が思うように広がらなかった理由として、本業と少し異なる使い方をしていることに対し、住職が躊躇したことも影響したと思うが、オンライン駆け込み寺は本来の使い方であるため、理解が得られやすく、上手く広がる可能性がある。そのため、このシステムをきっかけに「かすてら」がさらに広がっていくよう、今後に期待する。
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