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当院の基本理念

ページID:0112889 更新日:2020年8月26日更新 印刷ページ表示

博愛と医の倫理に基づいた患者さん中心の医療を行う-
高度かつ適正な医療を提供し、患者さんとご家族の満足と信頼が得られる医療を推進するとともに、広く地域の皆さんの福祉に貢献する。

病院運営の基本方針

  1. 満足と安心の得られる医療-公正な医療と適切な看護を提供する。
  2. 充実した最新で高度な医療体系の確立とチーム医療-医療水準の向上を目指して弛みない研究と研修に励む。
  3. 療養環境の充実と快適な病院整備に努める。
  4. 十分な情報の提供と説明、および患者さんとご家族の理解と同意に基づく医療に徹する。
  5. 地域の医療体系に参加し、診療所及び各病院と本院の連携を密にし、救急医療、在宅医療、訪問看護を推進する。
  6. 患者さんとご家族に満足いただける適正な医療を行うとともに、医療の効率化に努め、ひいては病院の経営を健全化する。

患者さんの権利に関する宣言

  1. 患者さんは、医師や病院あるいは保健サービス施設を自由に選択し、変更する権利を持っている。
  2. 患者さんは、医療を受けるにあたり、別の医師の意見を求める権利を持っている。
  3. 患者さんは、十分な説明を受けた後で、治療を受ける権利、あるいは治療を受けることを拒否する権利を持っている。
  4. 患者さんは、すべての医療上の秘密および個人的秘密が守られる権利を持っている。
  5. 患者さんは、いかなる状態にあっても人格的に扱われ、尊厳をもってその生を全うする権利を持っている。
  6. 患者さんは、その社会的、経済的地位・国籍・人種・宗教・年齢・性別・病気の種類によって差別されることなく、平等な治療を受ける権利を持っている。

松阪市民病院は、患者さんの権利を保障するためにこの宣言を公表いたします。今後、この宣言の精神にもとる行為や態度があると思われた時は、どんなことでも遠慮なくお知らせください。なお、患者さんにはこれらの権利が保障されますが、同時に、医療に協力して参加する責任があります。

患者さんに守っていただくべき事項

  1. 自分自身の健康に関する情報をできるだけ正確に提供する義務
    医師・医療従事者が診断や治療において的確に判断できるよう自覚症状、過去・現在の病気、使用中の薬、検査データ、家族の病気など、できるだけ正確に伝えてください。
  2. 医師・医療従事者と協力し、医療に積極的に参加する義務
    病気を治すという共通の目的と意志をもって、医師・医療従事者と協力し、病気の状況をより正確に理解しようと努力して、自らも主体的に医療に参加してください。
  3. 他の患者さんの治療を妨害しない義務
    他の患者さんの治療や医師・医療従事者による医療提供に支障を与えないように配慮してください。
  4. 病院における規則を守る義務
    病院は多くの人が集まる場所です。より良い医療環境を維持するために定められた病院の規則をお守りください。
  5. 病院職員の人格に配慮する義務
    医師・医療従事者を始め病院職員は専門職としての誇りと使命感を持ち業務に携わっています。ご自身の権利・人格と同様に病院職員の人権・人格にも配慮してください。

 ※上記についてお守りいただけない場合には、診療をお断りすることがあります。

臨床上の倫理方針

当院では、臨床上の倫理方針として

1.患者さんの自己決定権を尊重します。

  • 治療方法の選択(医療従事者との相互理解による患者さんの意思表明を尊重)
  • 医療参加「患者さんの権利」に関すること

2.倫理委員会で審議を行い、治療方針を決定します。

  • 尊厳死、ターミナルケア、延命治療など生命の尊厳に関する問題
  • 患者さんの信条と医療行為の妥当性に関する問題

3.医療の進歩に必要な研究を実施します。

  • 説明義務(インフォームド・コンセントの取得)
  • 守秘義務(個人情報保護)
  • 人権の擁護(個人利益の優先)
  • 「松阪市民病院臨床研究等倫理規程」の遵守による適正な推進
  • 受託研究審査委員会の審議による受託研究、医薬品の臨床試験などの実施

セカンドオピニオンのご案内

私たち松阪市民病院の職員は、患者さんやご家族様へ症状や検査、治療方針などをわかりやすく、正確に説明するように努めております。
一方、患者さんはこうした私どもの説明に対し、他の医療機関や他の医師に意見を求めることができます〔「セカンドオピニオンを求める」といいます〕。
当院では、患者さんがこうしたセカンドオピニオンを希望される際には、積極的に情報提供とデータの貸し出しを行っております。
少しでも患者さんの不安を取り除くことができますよう、私たちはお手伝いさせていただきます。どうぞ遠慮なさらずにお申し出下さい。

次のいずれかの方法で行います。

  1. 相談先の医療機関、または医師がすでにわかっている場合
    症状・経過・検査結果などを診療情報提供書〔有料〕として作成いたします。
  2. 相談先がまだ決まっていなかったり、明確でなかったりする場合
    まずは簡単な情報を提供させていただきます〔無料〕。
    その後、相談先の医師から当院の医師にご連絡いただいた際には、1と同様に詳細な情報提供書を作成いたします〔有料〕。
  3. 相談先を明らかにしたくない場合は、別途ご相談下さい。

詳しくは、主治医まで、お尋ねください。