私が松阪市民病院に赴任して今年7月で20年目、そして松阪市民病院呼吸器センターが設立されて現在満10年を迎えました。その間、一呼吸器内科医師として勤務し、「一片の」とまではいかないものの、自分の審美眼に照らし合わせ、十分悔いのない仕事ができたことに関し、改めて松阪市役所の皆様、松阪地区医師会、薬剤師会の諸先生方、松阪市民病院職員並びに関係各所の皆様、そして何より地域の皆様に感謝いたします。
4月からは院長となります。COVID-19パンデミックもあり、地域医療構想の中で松阪市民病院のあるべき道筋はまだはっきりしません。しかし、どのような状況においても、地域の皆様から信頼をいただくことが最重要課題と考えております。そのためには、松阪市民病院職員1人1人の勤務に対するモチベーションを高く維持することが必要なことは言うまでもありません。
院長として、あらゆる状況下で、松阪市民病院職員が誇りを持って働ける病院、地域の皆様が誇れる松阪市民病院を目指して頑張る所存であります。どうか引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
2022年4月1日 松阪市民病院 院長 畑地 治