本文
・医師の事務的な業務のサポートを行い、診療の中の事務的な部分を担う職種です。
・当院では、医師事務作業補助者を通称「ドクターズアシスタント」と呼ばれています。
・2008年に診療報酬点数「医師事務作業補助体制加算」が新設され、当院でもそれと同時に医師事務作業時補助者を配置しています。
・現在当院では約23名が生き生きと活躍しています。
<外来診療補助>
◆活躍場所:診療科によって(1)外来の診察室(2)各科のブース内の2パターンがあります。
◆主な仕事:電子カルテへの入力作業、同意書等必要書類の出力を中心とした医師の診察の補助です。
◆例えば…
・医師が患者さんから聞き取りした内容をカルテに代行入力することで医師の診察時間をスムーズにして、診療時間短縮に努めます。
・診察の結果次回内視鏡検査をすることとなった場合、内視鏡検査をするにあたっての説明書や同意書を出力する。
・診察の結果必要となったお薬や注射、処置などのオーダーを入力する。
◆どんな人が向いているの?
診察の進み具合に合わせて、柔軟に、臨機応変に対応できる機転の利く方で、基本的なパソコン操作ができる方が活躍しています。
<文書作成補助>
◆生命保険会社等に提出する診断書をはじめ、傷病手当、労災、自賠責保険、介護保険、生活保護、難病、年金、自立支援、障害者手帳等に関する診断書などの作成補助を行っています。
<症例登録業務>
National Clinical Database(NCD)、Japan Endoscopy Database(JED-Project)などのデータ入力補助業務を行います。
・実は、必須の資格はありません。専門用語が飛び交う医療現場ですので不安なこともあるかと思いますが、個人個人のレベルに合わせた研修を行い、無資格、未経験でも安心して業務にあたれるよう努めています。
・もちろん、病院勤務の経験がある方、医療に関する資格(医療事務、医師事務作業補助認定資格、診療情報管理士等)をお持ちの方も大歓迎です。
・医師事務作業補助者は医師の業務を代行で行うという、とても重要な役割を担っており、専門職であるとも言われています。当院では入職後32時間の研修と現場での先輩からの指導・サポートにより早期に活躍できます。
・キャリアパスを策定しているほか、業務マニュアルに沿った指導を行うため、あなたの「プロ」としての自己研鑽を応援します。
・生涯教育にも力を入れており、院内外の研修会や勉強会、学会発表など積極的に参加し、幅広い知識を得られるよう取り組んでいます。