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皆さんおはようございます。久々の記者会見でございます。
まず、所感事項は、今朝も各社がいっぱい書いてくれました、昨日の四日市市長さんの松阪牛の返礼品の話から入っていきたいと思います。
まずですね、大事な話から言うと、四日市市は別に悪いことしてたわけでも何でもないんですよ。いわゆる国の定める基準を県にも国にも確認をして、その中で松阪牛を返礼品に出せるということで、返礼品をやっていたと。これは決して法律違反でもないし、制度の逸脱もしてないということなんです。
で、どうして我々が申し入れをしていったかと言いますと、やはりこの地域の松阪牛ブランドという、そこで生産している飼育農家が非常にナーバスに、精細にこのブランドを守ってきている。誇りの世界ですね。そういう意味で松阪牛というものは、いわゆる国のふるさと寄付の制度以前にですね。例えば登録商標であったり、地理的表示であったり、それから元々個体識別システムというのを持ってますからね。要するに、かなり厳格に自分たちの生産する牛に対する定評がすでにございます。そこと逸脱をしているというところで、申し入れをしたということです。
これは、決して四日市市さんが何か特別なことをしたわけではもちろんございません。そういう意味で言うと、四日市市は、県庁所在地は津市ですけれども、人口規模とか、それから生産額であるとか、そういうところからいうと、県内随一の町です。そこのところで、やっぱり自治体間で、いわゆる軋みみたいな話は良くない。言ってみれば大人の対応をですね、今回はしていただいたということです。松阪市、そしてまた総務省に要望を出した8つの自治体からいうとですね。これは非常にありがたい。感謝しかないというところでございまして。四日市市に対しまして、心から御礼を申し上げる、というふうな形で、今回決着をいただいたということで感謝をしております。というのが私の思いでございます。
話は次に移りまして、ちょっとこれも報告ですが。後ほどね、また人材確保の新たな試みというのを発表いたしますけれども、昨年始めたことの一つにインターンシップ制度の長期化というのを始めたんです。対象は大学3年生プラス大学院1年生。いよいよこれから就職活動と言われるような皆さん方を対象に、1週間はインターンでやってみてください。プラス3週間、松阪市の会計年度3種職員として働いてください。言ってみればアルバイトですね。要するに計1ヶ月、夏休みの間のどこでも結構です。それで働いてください。それがひいては松阪市の応募につながればというふうな思いで制度を始めました。
で、昨年ですね、この制度に申し込みをいただいたのが12名です。今回前期試験の応募をもうすでに締め切っております。この12名のうちどれだけ来ていただいたかというと、8名来ていただきました。私から言うと、相当確率よく申し込みをいただいたなと。1か月働きますとね、いわゆる市役所の仕事ってどんなのか、また自分がここで一度経験したいというところへ行っていただきましたので、たまにあるじゃないですか。雇用のミスマッチの中で、自分が思い描いていた仕事とどうも違うなというので、早期に退職していくという例もですね、それなりにございますので。そういう意味ではですね、こういう制度というのはそれなりに効果があるのかなと。申し込んでいただいた割合からいうと、私としては非常に喜んでおります。
あと、ついでに処遇改善の話を少し申し上げておこうと思います。
最近ですね、国が国家公務員の旅費規程を変えるというのが、かなり方向付けがされてきました。何かというと、実費弁償です。特に、あれ外務省なんでしょうね。海外とかってなると、今の旅費規程ではとてもじゃないけど行けない。現実に、私も実は経験をしているんですけども、地方の職員ってね、圧倒的に東京出張が多いわけですよ。ところが今、東京のビジネスホテルでも、うちの旅費規程だととても泊まれない。職員で1万2000円上限で、私が1万3000円上限なんです。と、ほぼ持ち出しなんです。毎回。で、職員も遠いところとかね、そういうところを探しながら、宿泊先を探すというふうなことになっていっておりまして。
で、4月から旅費規程を変えております。東京に限りです。元々の、例えば私でいうと1万3000円ですからね。そこまではいいんだけど、上限は1万8000円まで。だから1万3000円を超えるところは泊まったホテル領収書を持ってく。なかなか1万8000円で泊まれないこともよくあるんですけども、それだとかなり旅費の中で納まるので。一般職員は1万2000円ですから、プラス5000円で1万7000円までが上限で、だいたいこんな制度に変えたんですね。
で、今度は国の方の制度が変わりますと、多分これ地方にも波及してきますので、一体どうなるかなというところで、少し心配もしながら、期待もしながら推移を見守っていきたいというふうに思っております。普通に真面目にやっている職員ばかりなので、実費弁償になったとたんに、ものすごく高いホテルに泊まるとかそんなことはないと思いますけどね。そこらへんの兼ね合いなんていうのはやっぱりございますので、注目をしていきたいというふうに思っております。
それからもう一つ、1番目の発表の前談としまして、いよいよ市政20周年の記念事業の募集に入りますが、この選定委員が選ばれまして、第1回の会合が5月15日に開催されております。で、ここで承認をいただいて、翌日5月16日から20周年の記念事業の募集が開始されています。で、予算の時にも申し上げたんですが、基本的にこれは市民の方に事業を選んでいただく。で、全部で選考委員は10名です。やはり有識者の方、また市を代表するような委員の方にはもちろん入っていただく中で、純粋な市民の公募には3名入っていただきました。で、2名はうちの部長級職員。いわゆる産業文化部長と企画振興部長。この2名が事務局に近い形なんですが、委員として入らさせていただいています。なので純粋に市役所以外からの委員は8名。ちょっと内訳を申し上げますと、大学の先生1名。それからこの町を作りました蒲生氏郷顕彰会の会長さん、それから青年会議所、JCの理事長さん。さらには小学校校長会から副会長さん。市の様々な委員をやっていただいている中北直子さん。様々な形で市政の委員をやっていただいている方ですね。で、この5名プラス公募委員3名ということで、計10名の選考委員が15日に初会合やった後に、募集案を承認いただきまして、募集にかかりました。だいたいこういう流れになっております。
00.市長記者会見事項書_R6.5.22 [PDFファイル/219KB]
01.市制20周年記念事業を募集中です! [PDFファイル/178KB]
01.松阪市制20周年チラシ [PDFファイル/305KB]
02.人材確保のための新たな試み [PDFファイル/291KB]
02.業界研究フェア(チラシ) [PDFファイル/207KB]
03.こども誰でも通園制度を開始します! [PDFファイル/140KB]
04.「認知症カフェ運営補助金」の交付を開始します。 [PDFファイル/313KB]
04.認知症カフェ補助金(資料) [PDFファイル/505KB]
05.「住民主体型訪問サービス事業補助金」の交付を開始します。 [PDFファイル/318KB]
05.訪問サービス補助金(資料) [PDFファイル/663KB]
06.全国ランニング大会100撰に初めて選ばれました!みえ松阪マラソン2024への先行エントリーを開始します! [PDFファイル/180KB]
06.先行エントリー(資料) [PDFファイル/193KB]
07.「みえ松阪マラソン2024」参加賞Tシャツデザイン決定! [PDFファイル/441KB]
08.国宝が決定した船形埴輪等(三重県宝塚一号墳出土埴輪)の展示を再開します。 [PDFファイル/119KB]
09.ウエディングコーナーのリニューアル [PDFファイル/199KB]