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JR松阪駅前広場の修景整備工事が完成しました。
工事期間中は、皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。
昭和36年~昭和41年 駅前地区土地区画整理事業により、駅前広場が整備される。
昭和37年 JR松阪駅舎が新築される。
昭和40年 駅前ロータリー、噴水池を整備する。
昭和49年 鈴のモニュメントを設置する。
昭和53年 中央部分のシェルター(屋根)を設置する。
平成24年 JR松阪駅前広場修景整備工事(歩道部分のリニューアル)が完成する。
平成25年 JR松阪駅前広場修景整備工事(モニュメント部分のリニューアル)が完成する。
JR松阪駅前広場は、松阪市の重要な交通結節点であると同時に松阪市の玄関口であり、現在の駅前広場の利用形態や施設(中央部分のシェルター)の老朽化により景観的にも課題があることから、JR松阪駅前の機能の充実を図り、約40年間リニューアルしていない駅前のイメージアップを図って、市民や来訪者に愛されるJR松阪駅前広場の修景整備工事を行いました。
松阪市がもっている歴史文化を感じさせる《和》のイメージを基調として、市民や来訪者の皆さんから愛され、松阪の玄関口にふさわしいJR松阪駅前を創出するために、歩道は、ゆとりある歩行者空間をつくり、中央シェルターの屋根は、御城番屋敷の大きな瓦屋根や町家をイメージした切妻タイプの瓦屋根にしてイメージアップを図りました。
また、駅舎前の歩道を1m拡幅した上で新たに屋根を設け、一般車やタクシー乗場の位置を変更するなど、交通結節点としての機能の充実を図りました。
モニュメントの部分は、松阪を代表する国学者「本居宣長」が好んだ鈴のモニュメント及び現在ある「松」をそのまま活かした庭園的な《和》をイメージした修景整備を行いました。
“松阪の顔”であるJR松阪駅前広場のリニューアルを行うにあたり、市民のみなさまと意見交換を行い、整備イメージを作成するためにワークショップを開催しました。