本文
名古屋市は障がい者のグループホームとして古民家を利用できると聞きました。松阪市も古民家(空家)が増えてきており空家の活用という視点からも障がい者の方のグループホームとして利用出来るよう考えてほしい。
愛知の場合、平成26年度から全国初の取り組みとして既存の戸建て住宅をグループホームとして使用する場合の建築基準法上の取扱い基準を独自化して設置しやすくしています。
松阪市の平成25年度の新たなグループホームの設置状況は、新築型1箇所、中古住宅改修型5箇所、計6箇所で、グループホームという社会資源は着実に増えているところであり、ありがたく思っています。今後も、精神科病院からの退院等に向けた居宅支援の受皿として、グループホームは大切な社会資源であり、設置に対する既存の県補助金等も利用していただきながら、さらに増やしていきたいと考えています。
建築基準面からの件については、福祉サイドからも、今後、三重県をはじめ全国的な検討状況を注視しますが、現状は、防火防災等の安全面のリスク問題なども含め、現行制度による運用の中で、設置促進に努めていくことになります。