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おはようございます。定例記者会見を始めます。
まず初めにですね、変な話から入りたいと思います。
最近私ですね、松阪市の消費生活センターのお世話になりました。今ですね、 聞きましたら消費生活センターには問い合わせが山ほどあるらしいんですよ。
で、今回私が巻き込まれたというか、多分私が悪いんですけどね、定期購入トラブルです。よくですね、お試し価格一回限りとか、お試しのやつってあるんですよ。それを頼んだんです。これ法律で決まっておりまして、必ず定期購入の様式になったら一番最終の申し込むというところへ、いろいろきちんと書かないかん。これは法律でございまして。でも単純に言いますと、非常にわかりにくいんです。で、契約したんです。そうしたらある日ですね、私としては頼んでもない商品が請求書と共にやってきたんです。で、消費生活センターへ私も行ってきました。そうしたら担当者いわく「市長、いっぱいありますよ」と。今そういうのがいっぱいあって。こういう、例えばインターネット販売で偽ショッピングサイトとか、フィッシングサイト、偽ブランドサイト。一般的に気を付けなければならないのは定期購入トラブル。まさしくこれ。インターネット販売に関しましてはクーリングオフが効かないそうです。なんでかって言うと、なんででしたかね。忘れました。確か契約の解除は、何か理由があったんです。すみません。
世の中にはそういうのが溢れていて、今こういう国民生活センターからのチラシであったり、これは副業を誘うチラシ。短期的に店舗を開いて、そこで高齢者の方に優しくして、高額な商品を買ってもらう。そういうもの。あと通信販売トラブルのチラシとか。今政府、それから我々もそうですけども、ありとあらゆる機関でですね、こういう消費者トラブルというふうなところで啓発をしているんですけれども。多分ですが、最近でも様々な新聞各紙に載ってますね。我が市内でもかなり被害にあっておられます。どうしてかなと思ってたら、私もその、これはね、言い方非常に難しいですね。被害者でもないですね。多分私が申し込んでいるんで、私が被害者っていうわけでもないんだけれども。言ってみれば定期購入トラブルであることは間違いないです。だって私が欲しいと思っているわけではないけれど、それは送られてくる。
最終的に言いますと、消費生活センターの方から連絡をしていただいて、それでこちらが送料を負担をして商品を送り返して、それで問題解決というふうなことで終わったんですが。でもやっぱりこういう機会だからこそ、ちょっと皆さん方に本当にあるなと。私の子どもに言いましたら、そういう時は耳順と言いまして、六十にして耳順うというふうに言いますけれども。老いては子に従えじゃないんですが、やっぱりこういうのは長けた若者に従うべきだなと改めて思ったところです。うちの子どもに「そういうのは私に頼みなさい」と言われました。「はい。そうします」と。ぜひ報道関係の皆様方、こういった、たくさんの意図しない被害にあわれる方がみえると、十分気を付けてくださいねというふうなことで、まず啓発をしていただきたい。これは本当に大事なことで、私も経験して初めてわかりましたけど、やっぱりもっと大々的に啓発をやっていかないと、被害にあう人はいっぱい出てくる。非常に巧妙に出来上がってますね。しかも、それは正確に言うと多分、私が選択してるんですよね。小さく書いてありましたからね。定期購入って。そこはいっぱいスクロールさせられるんで、最終的に申し込みますから見落としてしまう。消費生活センターの職員によりますと、それが非常に多いんです、問い合わせいっぱいあります、というふうなことで話がございました。まずはそのことを申し上げておきます。
次にですね。6月10日に東京で全国市長会が開かれまして、私も参加してまいりました。毎年、市長会のあとに全国防災セミナーというのが行われまして。どうでしょう。全国市長会には参加8割ぐらいだったんです。そのうちの半分ぐらいの首長は防災セミナーに参加をいたしました。
全国市長会には、能登半島地震で被災した輪島市、珠洲市、七尾市が来られておりまして、全国の仲間たち一同にお礼のご挨拶をというふうなことでございまして。防災セミナーは、輪島市長さんと珠洲市長さんが各々30分ぐらいですかね、講演をいただきました。非常に大変な経験で、「今回の全国市長会は発災以来初めて県外に出る会でした」ということも言われておられました。そういう意味では大変な思いがあられたんだろうと思います。
それから、つい先日、6月13日にですね。こちらは松阪市の行事ですけれども、災害派遣をした職員の2回目の報告会を行いました。いろんな職員が行っているんですけれども、私が非常に良かったなと思うのが、実はこれなんです。皆さんも見られたことがあると思うんですね。松阪市の職員がいろんなイベントの時に、だいたいこのベストを着ています。これを作ったのは今からかれこれ8年ぐらい前で、私が市長になった直後だと思いますので、8年ぐらいになろうかなと。どうしてこれを作ったかというと、実は国や県も参加する水防訓練があったんです。その時に初めて知ったんですが、私は防災服着てるんですよね。松阪市長。それから幹部職員も防災服着ています。ところが一般の職員は防災服支給されておりません。いわゆる松阪市の作業服着ているとか、何かの際に皆で着ようというのがないわけですよ。で、今更作るのもなという。これっちょっと着てみますね。結構これ派手派手でしょ? しかも後ろが松阪市とめちゃくちゃ大きく書いてあるんですよ。
で、これが何に一番役立ったかといいますと、応急判定。震災直後に、例えば避難所へ職員が行ったとします。そうした時にわからないじゃないですか。この人誰なのか。これ着てると、松阪市から応援に来てくれた職員さんなんやなとすぐわかるんです。それから応急判定の場合は、住めるかどうかの判定をしに行きます。そうすると、一回噂が流れたのが、いわゆる空き巣です。被災地ではですね、やっぱり皆さん避難しますから、空き巣被害というのがかなり言われてたんです。と、これ着て調査に行きますと、あれ松阪市の人がやってきて調査してくれてるんやなと見ただけでわかるんですね。非常に安心感がある。そういう意味では帰って来た職員たちが口々に言ったのが、これを着ていてすぐに理解をいただけるので、非常に良かった。わかりやすくて。
こういうことからいうと、こうしたものね、自分たちが被災した時も、この人は松阪市の職員というのがすぐわかりますので、こういった活動は有効だろうと思います。変なこと言いますけど、改めてこういうものって大事だなと感じたというふうなところで、今日は少しご披露させていただきました。
00.市長記者会見事項書_R6.6.17 [PDFファイル/222KB]
01.松阪市職員服務規程及び松阪市会計年度任用職員の任用 [PDFファイル/87KB]
01.松阪市職員安否情報報告システム等運用要領 [PDFファイル/420KB]
02.職員の名札表記を変更します [PDFファイル/327KB]
03.小学生が1日市長に、市長が1日秘書に [PDFファイル/205KB]
04.たけちゃんマンホールお披露目式 [PDFファイル/386KB]
05.女性起業家等のつながり交流創出事業 [PDFファイル/168KB]
06.生活支援!松阪みんなの商品券 [PDFファイル/152KB]