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市長定例記者会見　発言要旨（令和4年12月19日）

ページID：0118048 更新日：2022年12月19日更新印刷ページ表示

所感

まず触れさせていただきたいのが昨日のみえ松阪マラソンです。2回延期をしており、2年越しでマラソン大会が開催されました。当日は晴天ではあったんですけれども、寒い日で様々な影響がございました。

速報結果ですが、フルマラソンに出走された方が実際には6,584名です。内、完走された方は6,417名。完走率97.5%です。ほとんどの方が完走していただいたということでございました。その他、ニクの部とかジュ―ジュ―の部を合わせますと、7,738名の方がご参加をいただき、全部の完走率は97.7%ということで、ほとんどの方が完走していただけたと思っております。

この大会に関しましては、コースを作るところから始まって、いわゆる陸協の皆様ですね、それから交通関係、いわゆる松阪警察署や県警本部。どういう規制をかけるであるとかね、そういう協議が始まって、コースが決まり、さらには協賛企業の皆様方にたくさんの協賛をいただき、そしてランナーの募集。ここに至るまで2回延期をしましたので、私も本当にこの大会に関しては感慨ひとしおというところでございます。そして何よりも全国47都道府県からランナーが申し込みをいただいたということも非常に嬉しいニュースでございました。さらに申し上げれば、万全の体制で医療体制を組んでいただいた医師会はじめ、たくさんの医療関係者の皆様方に感謝申し上げます。多少のけがとかはあったんですけれども、1回もAED使うことなく、何とか無事にというふうなことだったと思います。

特に、最後に市民の皆様に感謝を申し上げたいと思います。本当にたくさんの方が沿道に出ていただいて、そして応援をいただきました。選手、ボランティア、それから沿道、最終会場ですね。今、集計途中ですけれども約7万人というふうなことで、たくさんの方に沿道へ出ていただいたというふうなことで確認をさせていただいております。さらに申し上げると、一番長いところは7時間半の通行止めになっており、交通が丸1日混乱をしました。かなり前から広報で周知をしたりとか、新聞折込のチラシを入れたりとかいろいろさせていただいたんですが、なかなかすべての皆様方に周知ができるというふうなことでもございませんので、そういう意味では市民の皆様の協力があって初めてこの大会が成り立っているということです。ご協力に本当に心から感謝を申し上げたいと思っております。第2回に向けまして、来年12月17日に開催と、この前の実行委員会で決まっておりますので、これに向けて今回の様々な反省点を基に改善すべきところを改善して、形を作っていきたいと思っております。本当にたくさんの皆様方の協力に重ねて感謝を申し上げて、大会が無事成功したということでまずはご報告とさせていただきます。

それからですね、今年の漢字を書いてまいりました。今年の漢字は「福」でございます。どうして「福」かということなんですけども、今年はまず、6月に「引きこもりの相談窓口」を開設いたしました。7月には「福祉まるごと相談室」です。それからこの秋です、10月から「エンディングサポート相談窓口」を開設。さらにはつい先日、12月15日に「ごみ屋敷条例」を可決して、いよいよ来年から始まります。言ってみればですね、松阪市の福祉行政が大きく前進した1年だったというふうに私は感じております。特に福祉まるごと相談室に関しましては肝いりの事業でございます。様々な重層的支援ということが必要な世の中になってきました。超高齢社会は続くし、少子化の影響もあって、様々な引きこもりであるとか、最近はヤングケアラーというような新しい課題も話題になってきております。そうした物事の解決に向けて、地域に行政サイドがより近いところで拠点を設けて、そして地域住民の皆様方と地域福祉の実現ということを始めようというのがこの福祉まるごと相談室でございます。その他にもいろんな相談窓口を作ることによって、今年松阪市の福祉行政は大きく一歩を踏み出したというふうに私は感じております。という訳で、今年の一字は福祉の「福」とさせていただきました。また来年も福祉まるごと相談室、市内各所に設ける予定でございますので、さらに進めていきたいとこんなふうに感じております。