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近年、温暖化の影響により、ゲリラ豪雨や線状降水帯、猛烈な台風の発生など、多量降雨による被害が全国各地で発生しています。
松阪市においても、令和6年8月下旬に襲来した台風10号により、多大な被害が生じたところです。
その中で、下水道においては多量の不明水(雨水)が下水道管に流れ込み、下水道処理場がその水を受け入れきれず、市内各所で下水道が氾濫し、下水道が利用できない状況が数日間続く事態となりました。
このような状況はみなさんの日常生活を脅かす脅威であり、一刻も早く改善する必要があります。
不明水が流入する原因としては、いくつかの要因が考えられますが、排水設備の損傷や誤接続なども要因の一つであると考えられます。
このことから、日頃行っていただいている排水設備工事においても、雨水排水経路等を確認していただき、雨水と汚水が混入している場合は切り離していただきますようお願いします。
特に、既設配管を利用して下水道への切り替えを行う際は、雨水排水経路をしっかり確認していただきますようお願いします。
なお、排水設備工事の検査時に誤接続等が確認された場合は手直しを行っていただく事となりますので、くれぐれもご注意ください。
趣旨をご理解いただき、ご協力の程、よろしくお願い致します。