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松阪市内在住の80代女性が、キャッシュカードと通帳をだまし取られ、現金約4,725万円を引き出される事件が発生しました。
7月12日頃、女性宅の固定電話に日本電気協会を名のる女から電話があり「電気が止まります。♯1を押してください」などと言われました。♯1を押すと、東京中央警察署の警察官を名のる男につながり「薬物売買に関わる犯人を捕まえた。あなたの電気契約、口座名義がその犯人に書き換えられているので捜査する」などと言われました。
数日後、検事を名のる男から電話があり「口座を調べるためにキャッシュカードと通帳を預かります。郵便受けに入れてください。警察官が取りにいきます」などと言われ、女性は二つの金融機関の口座番号や暗証番号、残高を伝え、キャッシュカード2枚と通帳2冊を入れた封筒を自宅の郵便受けに入れました。
9月、検事を名のる男から電話があり「通帳とキャッシュカードを再発行して前と同じように郵便受けに入れてください」などと言われ指示に従い、男らと連絡が取れなくなったことを不審に思い、金融機関に問い合わせたところ、口座から複数回にわたって現金約4,725万円が引き出されていることが分かりました。
電話でお金の話が出たら、すぐに家族に相談、警察に通報してください。
松阪警察署 0598-53-0110
松阪市役所 地域安全対策課 0598-53-4074
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