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令和4年度 部局長の「実行宣言」
令和4年度 部局長の「実行宣言」を公表します。
市長あいさつ
このたびは、『令和4年度 部局長の「実行宣言」』をご覧いただき、
ありがとうございます。
令和3年度は、長期化する新型コロナウイルスへの対応に追われた1年となりました。一方、小中学校では「GIGAスクール」を前倒して実施したことにより、子どもたちの学習環境を確保することができ、また、地域づくりにおいては43の住民自治協議会がスタートするなど、これまでの取り組みの結果が表れた1年でもありました。
今回公表する『令和4年度 部局長の「実行宣言」』は、令和3年度の実行宣言および事務・事業の評価や、令和4年度の実行宣言および重点取組などを示しています。事務・事業の評価については、当初予算だけではなく、補正予算により実施した事業も対象としています。評価の結果、改善すべきものは、今年度の取組や「実施計画」に生かしてまいります。
令和4年度は、新型コロナウイルス対策はもとより、2050年のカーボン・ニュートラルに向けた脱炭素社会実現への取り組み、DX(※1)の推進による市民の利便性の向上、アフターコロナを見据えた地方創生として関係人口や交流人口の創出、未来を担う子どもたちへの支援や複合的で身近な相談を地域で受け止める重層的支援体制の構築など、多様化する課題に取り組んでまいります。
この激動の時代を乗り越えるために、PDCAサイクル(※2)による改善を繰り返し、引き続き、「誰のため、何のため」の視点をもって市民のみなさまに「ここに住んで良かった」と実感していただける松阪市をめざしてまいります。
※1.DX(デジタルトランスフォーメーション)…デジタル技術を活用し、人々の生活をより良いものに変革すること。
※2.PDCAサイクル…「Plan(計画)」→「Do(実施)」→「Check(評価)」→「Action(改善)」という循環を繰り返すことで、品質や精度を向上させる進捗管理法。
部局長の「実行宣言」とは
『部局長の「実行宣言」』は、部局長及び理事が、年度期首に前年度実績を「評価」した上で、今年度の「目標」を設定する取組です。
1.『部局長の「実行宣言」』の実施目的
(1)「評価」に基づく「見直し」の促進
各部局の前年度実績を「評価」し、改善点を明らかにすることで、事務・事業の実施手法等の「見直し」につなげ、効率的・効果的な市政運営をめざします。
(2)目標管理型の部局運営の推進
「実行宣言(部局目標)」や各施策、事務・事業の「目標」を「見える化」することで、部局職員の目標管理意識を高め、施策や事務・事業を計画的に推進する組織をめざします。
※市政PDCAサイクルについて
市政運営全体の視点で見ると、PDCAサイクルにおける「計画(Plan)」は「予算編成」であり、『部局長の「実行宣言」』は「評価(Check)」にあたります。
松阪市では、総合計画に掲げる政策を効率的・効果的に達成していくために、『部局長の「実行宣言」』における施策や事務・事業の評価を、次年度の「予算編成」に活用できるよう、下図のPDCAサイクルに取り組んでいます。
2.部局長の「実行宣言」の構成
『部局長の「実行宣言」』は次の3つの章で構成しています。
- 第1章 各部局の令和4年度 「実行宣言」
部局長及び理事による、令和4年度の「実行宣言」を記載しています。 - 第2章 各施策の「評価」と「実行宣言」
『松阪市総合計画』の政策・施策体系別に、各部局長および理事による令和3年度の「評価」と令和4年度の「実行宣言」、『松阪市総合計画』に掲げる施策の進捗状況を記載しています。 - 第3章 各所属の「評価」と「重点取組」
各所属の令和3年度の取組の「評価」と令和4年度の重点取組、また各所属が所管する事務・事業の令和3年度の評価等を記載しています。