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市長定例記者会見 発言要旨(令和7年11月14日)

ページID:0186735 更新日:2025年11月14日更新 印刷ページ表示

所感

おはようございます。それではですね、11月の定例記者会見。すみません、日時の変更をいたしまして、失礼いたしました。ここのところ出張続きでございまして。この記者会見のレクは10日前にやりましたけど、私も半分覚えてないんです。困った話ですね。
その10日の間に刻々と実は動いておりまして。特に昨日、一昨日と。一昨日が全国市長会の社会文教委員会があって、そののち昨日が全国理事協議会で ございます。そのちょっと前に始まっているのが三党合意に基づく学校給食 無償化の議論ですね。今日の新聞の見出しは各市とも所得制限をかけるかどうかというのが議題の一つにあがっていたのですが、それはない、撤廃というところで。ただ小さくその中に、地方との負担割合をどうするかというのが載って おります。これが大きな議論になっておりまして。全国市長会の様々な発言した皆さんが言うにはですよ。言うというか、それはそうですよね、公約ですよ。で、その当時は小中って言ってたかな、それが小学校に絞られて。公立の小学校に また絞られて、公立小学校給食費無償化というふうなことになりまして。当然、地方側のこちらサイドで言うと、前々からこれは何回も言っておりましたけれども、もちろんそれは国の責任においてしてくれるんでしょうけど、我々はものすごく疑問だったんです。何がと言うと、給食制度って全国各市町によって値段も違えばやり方も違う。例えばの話で申しますけどね、私ども、保護者に何を求めているかというと原材料費です。その解釈もまちまちです。例えば今、米の話が大きく話題になってますけども、じゃあ炊いた状態なのか、それともお米の 状態なのか、要するに蒸すっていうところはどちら持ちなの?松阪市では蒸す工程のところまで松阪市が持つんです。要するに加工に関しては松阪市がやってますけれども。違う市町さんに行きますと、これは米代ということになります。そう考えると負担のやり方も変わってくる。全国の一番下と一番上の平均を とって、だいたい4,700円を基準にしていく。ところが、このあと説明申し上げますけれども、すでに各市は物価高騰の中で給食費を上げるのは家計に直撃するだろうと、特に子育て世帯に直撃するという中で、今年の当初予算から15% すでに給食費を上げなくてはならない分を補正します。今回11月補正で、この物価高騰はこれだけでは足りなくなって、さらに上乗せして10月以降は20%以上、上乗せをするというのが議案としてこうなってるんです。
要するにですよ、その平均4,700円に自治体の上乗せしている分は入っていない。しかも4,700円をどれだけの負担割合で地方に求めていくかという議論がこれからなされる。
そこで昨日、学校給食の無償化に関する緊急意見案というのが全国市長会で採択をされております。これ自体は悪い話ではないと、ほとんどどこの自治体も悪い話ではないです。けれども、やり方があまりにも違うもんで、一律に無償化という話になるかというと、なかなかそれが難しいというふうなことであります。それと、現実に市町村も財政状況が様々です。すでに学校給食無償化という言葉は、日本国中にいきわたっています。逆に保護者の皆さんからいうと、いつからやってくれるんだろうという期待を皆さん持っておられると私は思っております。でもですよ、財政状況であるとかそういったことに応じて地方の負担 割合を求められるというならば、じゃあ残りはどうやって出すのと。少なくとも松阪市で考えても、だいたいちょっと前のものですから今はもう上がってると思いますけどね。6億ぐらいだったと思うんです。その半分を出してもらったとしても3億持ち出しですよね。そうなるとね、出せないところもいっぱい出てくると思うんです。それを無償にしようと思うと、例えば半分半分でやると3億3億ですね。しかもそこに、すでに私どもが乗せてあるお金が2割。と言い出すと、多分うちの持ち出しは3億5000万とか4億近くになると思います。
本当に無償化というのを恒久的にできるかって非常に悩ましい話でして。この議論は、私は聞けば聞くほど無償化ではなくて一部無償化のように聞こえるんです。全部で1,700いくつの基礎自治体があって、そこが子どもたちの学校給食ね、特に義務教育課程の給食担ってますからね。それが一律に手当てができるかというと、これは非常に悩ましい問題だろうなというふうに思っております。ここ数日、多分11月中に結論が出るというふうなことで、ずれ込んでも 来年4月からやると言ってますからね。何らかの形で結論は出るんだろうけれど、それは無償化になるような制度設計をぜひしてもらいたいなっていうことを思っています。残念ながら今のままだと、無償化というよりも一部無償化という言い方に近い制度設計になるんではなかろうかというふうな懸念がございます。期待をして推移を見守っていきたい。こんなことを考えております。​

発表事項

  1. 令和7年度松阪市一般会計補正予算(第3号)
  2. 「スポーツ・健康まちづくり」優良自治体表彰2025の受賞が決定しました!
  3. 宇気郷地区における共助型ライドシェア実証実験の実施について
  4. マンホールカードの合格祈願お守り袋を無料配布します
  5. 国際基督教大学英語教育実践研究会 松阪市英語ワークショップ」の開催について
  6. 第3回 松阪ダンスフェスティバルを開催します

資料

00.市長記者会見事項書_R7.11.14 [PDFファイル/167KB]

01-1.令和7年度松阪市一般会計補正予算 [PDFファイル/127KB]

01-2.説明資料 [PDFファイル/380KB]

01-3.記者発表事業一覧 [PDFファイル/81KB]

01-4.記者発表事業資料 [PDFファイル/202KB]

02-1.「スポーツ・健康まちづくり」優良自治体表彰2025の受賞が決定しました [PDFファイル/217KB]

02-2.計画概要 [PDFファイル/433KB]

02-3.「スポまち!表彰2025」受賞自治体一覧 (2) [PDFファイル/143KB]

03.宇気郷地区における共助型ライドシェア実証実験の実施について [PDFファイル/197KB]

04.マンホールカードの合格祈願お守り袋を無料配布します [PDFファイル/265KB]

05-1.国際基督教大学英語ワークショップ [PDFファイル/207KB]

05-2.ICU英語ワークショップ実施要項 [PDFファイル/223KB]

06.第3回松阪ダンスフェスティバルを開催します [PDFファイル/561KB]

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