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みなさんおはようございます。
まずですね、お話をしなくてはならないのが昨日のみえ松阪マラソンですね。
号外がありますけども、キルギスからやってきたテャプキン・イリア選手が優勝いたしまして、優勝タイムが2時間16分53秒。で、実は第1回で川内選手が2時間16分31秒だったんですよ。ということは、22秒差の好タイムというふうなことで。歴代の最高タイムは更新ならずということでございました。みえ松阪マラソンが国際色になってきましたね。そういう意味ではたくさんのランナーに来ていただいたというふうなことでございました。
それで、その実数の話を少し申し上げておきます。マラソンの部の出走者、もともとエントリーは発表してありました9258人です。で、出走者は8225人。やっぱりこの年末の時期なのか、だいたいのマラソン大会は1割近く来ない人がいるよという話は前々から聞いているんですけれども、見事にだいたい1000人ぐらい減ってるというところでございます。対しまして出走いただいた8225人のうちの完走者は8011人。ということはですね、8225人走って、完走できなかった人が214人と非常に少ない。ほぼ完走できているというところで、完走率が97.4%となります。前回が97.0%だったんで、一応0.4ポイント上がった。昨日は絶好のコンディションで、野口みずきさんいわく、気温的にも絶好のコンディションだったという話だったんで、そういう意味ではたくさんの方が完走いただいたなと。
それからファンランの部が、これも申し込みがあったけども、出走者は少し減っております。ファンランの部の出走者は544名。うち、完走された方は543人。お一人リタイアというふうなことで、完走率は99.8%でございます。
この大会の我々の推しと言いますか、PRしていくところは、いわゆる完走者が非常に多いというのがPRのポイントでございます。昨年から今年、現在のところですね。RUNNETの評価は、前回大会は80.9点だったのが、今のところ86.5点。昨年より今の段階で4.4ポイント上がっているというふうなところです。
主な改善点を申し上げますと、手荷物預かりですね。これを一ヶ所にしました。スムーズに手荷物ができるようにということで、これはパワーセンターのマックスバリュ店。あの駐車場をお貸しいただきましたので、そのおかげでスムーズに手荷物を預かることができました。
また、帰りのバスです。こちらも私は最終見てみましたら、昨年は長蛇の列になっておりましたけども、これがほぼ改善されている。というふうな状態になっています。例えば松阪の大口港ね。ここに2500台車が止められるんです。そこはもう完全に別の発着場に変えました。松阪駅へ行くのと、その他と別々にしました。特に松阪駅に向かう方が非常に多くおりますので、そこを1台40人として、40人ごとにブロックを分けていきました。そのまま40人が一緒に乗ってもらえる。非常に効率的、スムーズに発着がされてましたので、あまり待つことなく皆さんが帰ることができたなということで、この件に関しても喜んでおります。
それから心配をしておりました救急搬送ですね。こちらについても少し申し上げます。救急車で運ばれた方が2名おりました。うち1名がフルマラソンを完走した後に嘔吐を二回繰り返したので、念のために救急搬送をさせていただきました。その日のうちに退院をされたということで、大丈夫でございました。それからもう1人が健康ウォークに参加をいただいた方で、コース途中で倒れられて頭部裂傷ですね、それで緊急搬送されまして、こちらの方も措置を受け、その日のうちに帰られたというふうなことで。あとは気温が去年より暖かかったので、会場で倒れて救護班のところへ行ったという方は何人かおりましたけれども、重傷者はございません。皆さんちょっと休んで、それで事なきを得てるということで。救急搬送に関しましても、昨年みたいに低体温症の心配がなかったので、そういう意味では今回はスムーズに、こちらも大きなことなくということで終えることができました。
このマラソン大会は3回目を迎えましてね、規模も大きくなって。松阪の冬の風物詩にしていきたい。完走率が高いということは、いわゆる完走タイムですね。打ち切り時間が長い。7時間取っている大会は全国的には珍しいですので。ということは、この交通規制にご協力いただく市民の皆さんのご理解、ご協力をいただく皆さん。さらには今回、商店街あたりにかなりのお客さんが来ていただいて、出店者も増えておりましたのでね。そういう意味では、様々な企業、商店、さらには市民の皆さん、本当にたくさんの応援がございました。またボランティア参加が4000人を超えております。この皆さん方のおかげで大会が成功に終わったということで、私も内心ほっとしておりますし、非常に喜んでおります。また来年に向けて様々な改善をしながら、大きな大会にしていければと思います。できれば来年は1万人の大会にできればなということで思っております。
続きまして少しご報告をさせていただきたいのが、私どもがいつも注目しておりますのが、日本経済新聞系の調査でございまして、子育てしやすい町ランキングというのが、だいたいこの時期に発表されます。それで松阪市の昨年の状況を言いますと、三重県1位、東海4県で2位、そして全国20位という状況でございました。で、今年度どうかと言いますと、もちろん三重県では1位。かなり点数が他の自治体とは離れていると思います。それで東海4県が4位に落ちてしまいました。松阪市の前に静岡市、豊田市、豊橋市と。前回、豊橋市に次いで豊田市と松阪市は同率で2位だったんですけれども、今回は豊田市、静岡市が入ってきております。東海4県で4位。で、全国はどうかと言いますと、こちらは20位から15位に上がっております。点数的に言っても、要するに昨年度よりも点数が上がってるというふうなことで、全国15位ということになりました。
私的には、ここまでさらに努力をしてきた結果が、こうして認められたのかと思っております。昨年から今年でどういったことが評価をされているかと申し上げると、やはり4月から設置した子ども家庭センターですね。ここで妊産婦や子育て家庭への一体的な相談支援の強化をいたしました。このことは一つ評価されたんだろうと。
それから、松阪市のホームページ、子育て情報サイト。ここで子育てに役立つ情報をご案内していくというふうなことでございます。さらにいうと、一人親の登録LINEというのがございまして、一人親の皆さん方にプッシュ通知で登録LINEに送らせていただくということも初めております。
それから評価のポイントで、寝ている子どもをカメラを用いて、いわゆるAIですね。AIで午睡監視システムというのを今年導入させていただきました。これはいわゆる保育士の負担軽減にかなりつながりまして、このへんも評価をいただいたというふうなことかと思います。ちなみに、この午睡監視システムは東海4県で初めての導入です。AIを用いて、AIが判断します。というふうなことで、そこも評価されたんだろうというふうなことになっております。我々としては嬉しいニュースというふうなことで思っております。これからも子育て一番宣言、子育て政策は松阪市にとっては看板政策の一つでございますので、引き続き努力をしていきたいというふうに考えております。
00.市長記者会見事項書_R6.12.16 [PDFファイル/208KB]
01.国立大学法人三重大学と松阪市との松阪多気サテライトの場所提供に係る覚書締結について [PDFファイル/189KB]
02.「松阪市職員希望業務チャレンジ制度」を構築しました [PDFファイル/173KB]
03.松阪市「残さず食べよう」「持ち帰り」協力店等の募集 [PDFファイル/499KB]