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市長定例記者会見　発言要旨（令和6年2月21日）

ページID：0152450 更新日：2024年2月21日更新印刷ページ表示

所感

2月は2回定例記者会見がございますので、所感のところを、変な所感みたいな話を申し上げます。松阪市役所1階玄関のところに借金時計というのがあったんです。それが静かに撤去されました。撤去されたのが3日前ですかね。何でかって言うと壊れてしまいました。前から少し壊れかけておりましたが、完全に壊れました。それで、ご寄付をいただいたところがありますので、そこと協議をいたしましたところ、「どうします」って言ったら「もう撤去してください」ということでした。いただいたものでございますので、こちらで費用を出して撤去をさせていただいたということです。

原因は何かというと、本体部分がXPということで、懐かしいですね。マイクロソフトXPという、もう補修ができませんって言ってたのは、もうかれこれ10年近く前じゃないでしょうか。そこからなんとかもってたんですけどね。借金時計は電光表示が二つあって、片一方がもう出なくなって、まだ片一方は出ていたので置いておこうということで、それが確か2年ぐらい前の話ですが、最近、全部だめになったということです。

それで、借金時計という話なので、私もどうだったんだろうとみてみました。私が市長になったのが平成27年10月ですので、決算で言うと平成26年度末決算から、今予算を発表しましたので、令和6年の予算でどうなるかと言うと、当時決算数字で松阪市の借金が1,138億です。億で区切っておりますけども、1,138億ありました。今回の予算発表をさせていただいて、総額で申し上げると955億になります。ということは約180億ほど全体の借金が減っています。もう少し早く気付くべきだったんですが、昨年度ですね、令和5年度当初予算時点で1,000億を切りましたので、もう少し大々的にアピールすべきだったなと思います。昨年の当初予算ベースで990億円で1,000億切っています。というところで、順調に借金の方は減っております。それと、あと一般会計で語ることも多くございますので、それも少しだけ申し上げておきますと、平成26年度末のいわゆる決算の市債残高、借金です。491億円です。これも予算ベースで申し上げますと、今回、令和6年でお出ししている借金総額が434億円ですので、だいたい57億円です。だいたいこういう形になっております。

というわけで、借金時計ですが当時はそれなりに話題にもなったんですけども、それなりに順調に借金も減ってきているし、ある程度役割を終えたということかなというふうに思っています。確か平成21年に付けられているはずですので、あれから15年。機械的にはもうそろそろ限界を迎えていたんだろうということで、先日撤去をさせていただきました。時の流れですね。それを感じる出来事の一つというところでございます。