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市長定例記者会見 発言要旨(令和3年4月19日)

ページID:0111766 更新日:2021年4月19日更新 印刷ページ表示

所感

今年度に入って初めての定例記者会見です。今年もどうぞよろしくお願いします。
まず初めにコロナ関連の話を少し述べたいと思います。まず本日、先週の土曜日17日にワクチン一箱が届きましたので、医療法人嘉祥会の方にお渡しをしています。
本日からワクチン接種が始まるということで、これに関しては写真の提供もさせていただきます。今、高齢者施設が面会禁止状態が続いていますので、皆さんに取材に入っていただけないという事情もあります。そこで、一つのところで取材して共有していただくやり方にしました。いよいよ始まるなというところです。今日現在、今年度に入りまして松阪市内では県発表で30名、県外発表で2名です。今月に入ってから既に32名がコロナに感染しているという状況でございます。そして、昨年の4月に市内で初の感染者が出てから、丸一年になってきます。一番多い月をみますと昨年の12月なんです。その時は38名がコロナに感染いたしました。実はそれに次いで多いのが今月ということになっております。ちなみに、先月の3月は20人、その前の2月は10人ということでかなり増えてきています。しかもまだ4月19日ですから後10日以上という中で、この12月を超えていく可能性も十分あるというふうに考えております。そして特に憂慮しているところを申し上げますと、市内2箇所のクラスターが発生している状態です。市民病院の方はある程度これで収まってくれるかなと期待をしていますが、もう一つの方は、まだ予断を許さない状況です。何が違うかという話なんですが、我々は情報を与えられておりませんので、私が公の場で言うのも憚られるところはありますが、今までの感染状況と違い、この4月以降は感染力が非常に強いというふうに危機感を感じております。今までは一緒に食事をするとしても陰性反応が出たり、あまり広がっているという感じが無かったのが、今回例えば一緒に食事をした全員が陽性になるとか、要するに感染力が非常に強い、俗に言われる変異ウイルスの可能性が非常に高いというふうなことです。そうなりますと、やはり皆様方には十分にご注意していただきたいというふうに思っております。では対策なのですが、やはり凡事徹底でございます。手洗いうがい、手指消毒、ウイルスの感染力が非常に強くなっているという中で、特に非接触、こういったところを心がけていただくこともお願いをしておきたいと思います。最終的には、良く言われる集団免疫という形の中で、皆様にワクチンの接種をしていただいて、このコロナ禍を乗り切って行くということになろうかと思います。 
そして、いよいよ今日から市内の高齢者施設で接種が始まり、来月5月6日からの予約が明日から始まります。前にもお話をさせていただいたと思いますが、相当の混雑・混乱が予測されております。おそらく明日は松阪市役所の各電話が、もちろん秘書広報局の電話も鳴りっぱなしになると思います。いわゆる繋がらないといった内容になるでしょう。ちなみに、少し詳しく話をしますと、コールセンターの予約受付の回線は13回線です。14番目の方は、このまましばらくお待ち下さいというアナウンスが流れるのですが、15回目の人以降は、プープープーという話中の状態になります。要するになかなか繋がりづらいということです。これにつきましては、増設とかアナウンスのところを工夫するなどが私も必要だと思っておりますが、今の状態ですぐにということはできないということになりますので、市民の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますけれども、ぜひともご協力をいただきたいというふうに考えております。それと、あまり知られていない事実を申し上げますと、いわゆるかかりつけ医での個別接種について行われるということが、今コールセンターに電話がかかってきたりとか市役所にもかかってきているのですが、かかりつけ医で打てるという話がなかなか伝わっていない。市民の皆様方に。それだったら、かかりつけ医で打った方が良いという話をされることがかなり多いです。そこは広報等でもやっているつもりなのですが、なかなか伝わっていっておりません。
予定としましては5月下旬を目指しております。と言いますのが、医療従事者へのワクチン接種の関係がございまして、いわゆる救急輪番等の総合病院に関しましては、すでに医療従事者はほぼ2回接種を終えてきているという状況なのですが、いわゆる市内のクリニック等の医療従事者に関しましては、まだ1回目が終わっていないというところもありますし、ようやく1回目というところもございます。それで、最終的に市内のクリニックの医療従事者が2回接種が出来るのが5月中頃。そこからですね、たしか少し期間がいります。これで一応は95%はコロナにかからないという状態になったうえでワクチン接種をやっていただくということになりますので、どうしてもタイムラグが出てくるような現状でございます。早急に体制を、医療従事者に関しましては県の方の関係になってはきますけど、極力早く医療従事者に打っていただいて体制を整えていきたい。前にも申し上げましたが、市内のクリニックの内でワクチン接種に協力すると言っているところは90弱、たしか86機関だったと思いますが協力をしていただいておりますので、早い段階で体制を整えて行きたい。5月下旬から少なくとも6月上旬には打てるような形で進めて行こうと考えております。
それと、もう一つ市民の皆様方にお願いをしておきたいことがございます。なにかと言いますとキャンセルの連絡です。このワクチン非常に扱いにくい物でして、マイナス70度で保管といわれておりますけど、一回溶かして希釈すると6時間以内に打たないと廃棄せざるをえない、こういう話になります。そうなると一人でも多くの方にこの時期は打たさせていただきたい。集団接種の場合は全て予約オンリーで、予約された方が打っていただくということになりますので、キャンセルされないとその分が打つ状況でお待ちをしているということになります。体調が悪くなって行けないとかいろいろな状況もあるかと思いますが、その時には必ずキャンセルの連絡をしていただきたい、このように考えております。
後ですね、本日県のコロナ対策会議が一緒の時間帯で行われているというふうに聞いております。明日からですかね愛知県がまん延防止等重点措置区域に入るということを受け、また、ゴールデンウィークを控えての県の方針なりメッセージなりが示されるだろうというふうに思っております。それもみながら、市民の皆様方にまた改めてお願いすることがあろうかと思います。本日この後発表事項でもお願いさせていただくことになっておりますが、やはり相当感染力が強くなってきているという中で、いわゆる行き来、特にゴールデンウィークを間近に控えて、いろいろとお願いをしていきたいと思います。
それから、これもちょとしたプチ情報なのですが、昨年度補正予算で、いわゆるコロナに感染した、もしくは濃厚接触になった方で、親戚であるとか身近な人が食料を届けるとかがなかなか難しいケースというのがありますね。そういう皆様方に食料や飲料水を届けるというサービスを補正で組まさせていただいております。そしてついに1例目がこの4月の8日に、実はご夫婦、お子様の家族4名全員が濃厚接触者になり外に出られないということでした。3月末に話があったのですが、初めはまだ冷蔵庫にいっぱい入っているからいいですよということでしたが、やはり数日すると何らかの支援をということになりました。制度としては約二週間分の食料や水を届けるといことになっております。それの1例目がこの4月8日に出たというところで、こうした我々の基礎自治体は市民の生活を支えるというのがコロナ対策の大きなところを占めると私はそういうふうに思っております。そういう意味で、細かな話ですけどこういう制度を作っておいて良かったなと、いざという時に考えられる対策はそれなりにやってきたつもりでございますので、こういったことも、やっておいて良かったということで発表させていただきます。
あまり関係の無い話を申し上げます。皆様方も見られているかと思いますが、この4月から障がい者雇用で10名の新たな障がい者の皆さんを雇用をさせていただきました。特に目立つのが8名の庁舎の清掃の職員です。作業服に黄色いベストを着てこの庁舎を歩いており、私も「おはよう」、「こんにちは」と声を掛けるのですが、非常に丁寧に頑張ってくれております。また、こういったことも市民の皆さんにお知らせをして、「頑張ってんな」と一言お声掛けいただければ彼らもまた頑張っていただけるかと思いますのでよろしくお願いします。

発表事項

  1. 大型連休(GW)を控えた新型コロナウイルス感染症拡大防止のお願い
  2. 非強制徴収公債権及び私債権に係る債権管理の適正化について
  3.  「コロナに負けるな!キャッシュレス還元事業」の実績について

資料

00.市長記者会見事項書 [PDFファイル/62KB]

01大.型連休(Gw)を控えた新型コロナウイルス感染症拡大防止のお願い [PDFファイル/90KB]

02.債権管理の適正化 [PDFファイル/85KB]

03.アンケート調査結果 [PDFファイル/1.07MB]

03.コロナに負けるな!キャッシュレス還元事業 [PDFファイル/82KB]

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