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介護予防って何?

ページID:0121464 更新日:2023年1月23日更新 印刷ページ表示

介護予防って何?

 介護予防とは、元気な方が介護にならないように、また、介護が必要な方もできるだけ機能を維持、改善できるようにしていくための取り組みのことです。

高齢期を元気に過ごすために・・・

 高齢期を元気で過ごすには「病気の予防」と「老化の予防」の2つが必要です。このことは「死亡の原因」と「介護を必要とする原因」とを比較すると分かります。「死亡の原因」は悪性新生物(ガン)、心疾患、脳血管疾患(脳卒中)などですが、「介護を必要とする原因」は脳卒中などの脳血管疾患に次いで認知症や高齢による関節疾患、転倒、骨折などの心身の機能を使わないことによる機能の低下が原因となるものが年をとるにつれて多くなってきます。

死亡原因と要介護要因のちがい

死亡の原因と介護の要因の違い

いくつになっても、運動機能は維持・向上できる!

 「もう年だから、運動しなくていい」と思っていませんか。筋力を例にとると、60歳までは年2%程度の低下ですが、60歳を過ぎると年15%程度も低下し、70歳を過ぎると30%程度と加速度的に低下するといわれています。筋肉は使わないと細くなっていきますが逆に使えば、鍛えれば何歳でも運動機能は維持・向上できるといわれています。ですから、活発な生活を心がけて取り組みを早くから始めることが重要となります。