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松阪市では、「松阪市環境基本計画」を策定し、環境への負荷の少ない持続可能な資源循環型社会の実現を目指しています。この環境基本計画における施策のひとつに新エネルギー導入の推進を掲げており、新エネルギーの利用促進に関する基本的な方向性を示すとともに、新エネルギーを効果的に導入するための指針として「松阪市地域新エネルギービジョン」を策定しました。
わたしたちのまわりに存在している太陽光や風、草木、廃棄物などにはエネルギーが秘められています。これらは、普段わたしたちの身近に存在しておりながら、目を向けられていなかったエネルギー源です。
地球温暖化などの環境悪化が懸念される今、温暖化を促進する化石燃料(ガソリン、灯油等)に変わって、太陽光や風力、草木が持つエネルギーが注目されています。太陽光や風力、草木は、化石燃料に比べ、使用した時の温室効果ガス(CO2)や有害物質の排出量が少ない。また、使っても再び生えてくる(草木)など優れた特徴を持っています。このような理由から、太陽光や風力、草木は今までのエネルギーに変わる新しいエネルギーとして『新エネルギー』と呼ばれています。
イラスト:NEF(新エネルギー財団)HPより