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天華寺廃寺出土塑像

ページID:0108556 更新日:2021年2月17日更新 印刷ページ表示

嬉野管内

75-150
天華寺廃寺出土塑像
(てんげいじはいじしゅつどそぞう)

市指定有形文化財

概要

  • 1点
  • 奈良
  • 嬉野権現前町 嬉野考古館
  • 高さ50cm(推定)
  • 平成14年3月7日

 比較的大きな塑像(そぞう)の左膝部である。現状では硬く焼き締っており、スサや心木は残らない。大きさは異なるものの紀寺跡出土の塼仏に酷似し、また本像の背面が立体的に塑形されていたので、壁に張り付ける形式であった可能性も否定できない。また、膝部内側に木心の痕跡があることから、比較的小像であるにもかかわらず、複雑な構造を持っていたことがわかる。あるいは、右足を垂下した半跏(はんか)像であった可能性も考えられる。

塑像(天華寺廃寺)