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木造十一面観音立像(東漸寺)

ページID:0111927 更新日:2020年1月7日更新 印刷ページ表示

飯高管内

123-202
木造十一面観音立像
(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)

市指定有形文化財

概要

  • 1躯
  • 鎌倉時代
  • 飯高町森 東漸寺
  • 像高106.1cm、檜材、寄木造、漆箔像
  • 平成3年9月27日

 像全体をわずかに左にひねり、曲線を浮きだしている。顔や腰下からの肉付きが少し弱いが、全体に調和のとれた気品のある作で、慈悲慈愛の相を示す立派な像である。恵心僧都の作と伝えられ、明治の観音堂建立の勧進帳にもそう記されている。
 本尊は黒瀧観音堂に祀られていたが、明治37年の暴風雨の際、村人たちによって運び出され、東漸寺境内に建立された観音堂へと移された。そのため、黒瀧観音とも称される。

木造十一面観音立像