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本庁管内 市街地区
140-237
原田二郎旧宅
(はらだじろうきゅうたく)
市指定有形文化財
1棟/江戸時代末期/殿町 松阪市/平成22年3月29日
原田二郎旧宅は松阪の旧紀州藩同心の居住した武家屋敷の遺構として、典型的な構成をよく維持しており、近世松阪の武家屋敷遺構として貴重である。
また、この家は原田積善会を通じてわが国の社会福祉の進展に貢献した原田二郎の生家であり、松阪の旧武家層の中から新社会を担う人材が輩出したことの証左として、歴史的意義も深い。なお、復原工事が完了し、2012年10月から一般公開が行われている。