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「ひとり親向けコラム」20250820
「ひとり親の夏休み、完璧じゃなくていい 罪悪感を減らし、等身大の自分でいることを肯定に挑戦!」
(令和7年8月20日配信)
夏休みは、こどもにとって楽しい思い出が詰まった時間ですが、ひとり親にとっては少しプレッシャーのかかる季節でもあります。
「どこにも連れていけていない」「仕事ばかりでごめん」「家の中が散らかってる」――そんなふうに、自分を責めてしまっていませんか?
でも、完璧な夏休みなんて、実はどこにも存在しません。
今回は、ひとり親が“自分らしいこどもの夏休み”を過ごすためのヒントを三つご紹介します。
(1) 「やってあげられなかった」より「一緒に過ごせた」に目を向ける
仕事の合間に一緒にお昼ご飯を食べた、寝る前に少し話をした――そんな何気ない時間も、こどもにとっては十分な愛情の証です。「何をしたか」より「一緒にいたか」が心に残ります。
(2) SNSの「理想の夏」と比べない
周りがどんなに充実した夏を過ごしているように見えても、それはその家庭のスタイルです。大切なのは、あなたとお子さんに合ったペース。笑い合える時間があれば、それがいちばんの思い出です。
(3) 「ごめんね」より「ありがとう」を伝える
つい「ごめんね」と謝ってしまいがちですが、「待っててくれてありがとう」「がんばってるの知ってるよ」と言葉を変えてみましょう。親子の関係が、もっと温かく前向きなものになります。
忙しかったり、疲れていたりすると、ネガティブな気持ちになることは誰にでもあります。目の前のお子さんを見てください。そんな時、きっとあなたを見て心配しています。それに気づいたら、「ありがとう」と伝えましょう。こどもは直ぐに笑顔になります。
自分を追い詰めすぎず、「今日できたこと」に目を向けて、この夏を等身大のまま、心軽やかに過ごしていきましょう。
相談は悩みや不安が小さい時に早めにしましょう。
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