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「ひとり親向けコラム」20241220
こどもの自立心を育ててみよう(令和6年12月20日配信)
お子さんの自立心を育てることは、お母さんにとっても、こどもたちにとっても、成長を実感できる楽しい時ではないでしょうか。この「自立心」は、こどもが将来、自分の力で人生を渡っていくための大切なスキルです。では、日常の中でどのように育てればよいのでしょうか。
今回のコラムでは、自立心を育てるコツを大きく三つに分けてご紹介します。「母親に頼られる」「母親に信頼される」「母親の役に立つ」の三点から、こどもたちの心の成長につながるヒントをみつけていきましょう。
【親に頼られるとこどもは喜ぶ】
こどもは、母親から「これを手伝って欲しい」と頼られると、自然と自分が大事な存在なのだと感じて喜びます。小さな家事や任務、たとえばテーブルを整理する、ゴミ出しを手伝うなどの簡単な作業でも、こどもは一生懸命になります。
この「頼られた感」は、こどもの心に「自分にも出来ることがある」という自信の芽を育てます。また母親に褒めてもらうことで、自らやろうとする気持ちが育っていきます。
【母親に信頼されるとこどもは自信が付く】
母親から「あなたなら出来ると思うよ」と信頼されることは、こどもの自信に繋がります。たとえ失敗しても、「大丈夫、何度でもやり直せばいいよ」と支えてあげることで、こどもは安心して挑戦を続けるようになります。
母親からの信頼は、こどもの自信を強くし、大人になっても「自分でやればできる」という乗り越える力となります。
【母親の役に立つことで自己肯定感が育つ】
自己肯定感とは、「ありのままの自分を肯定できる感覚」です。この感覚が育つと、他人に振り回されることなく、自分の心で考え、自分の力で行動する力を身につけていきます。
母親が「あなたのおかげで助かったわ」と感謝を伝えると、こどもは「自分は必要とされている」という実感します。更に自己肯定感が育ちます。このような体験を経験させることは、大人になっても自信の根底となるのです。
【最後に】
自立心を育てることは、日常の小さなことの続きです。お母さんの気付きや言葉がけが、こどもの大きな成長につながります。「頑張ってるね」「大事な存在だよ」といったあたたかい言葉をこどもたちに届けて、自立心を大切に育てていきましょう。
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