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「ひとり親向けコラム」20241021

ページID:1545631 更新日:2024年10月16日更新 印刷ページ表示

ひとり親の漠然とした不安から抜け出す方法(令和6年10月21日配信)

 

ひとり親としての生活は、多くの責任を一手に引き受けることから、漠然とした不安を抱えることがよくあります。経済的な不安や、こどもの成長や教育に対するプレッシャー、自分自身の将来についてなど、頭の中で心配事が渦巻くこともあるでしょう。しかし、そんな不安から少しずつ抜け出すために、具体的な一歩を踏み出すことが大切です。今回は、漠然とした不安を整理し、ひとり親として前向きに生活を送るための方法についてお話しします。


【経済的な自立を目指す】
ひとり親が抱える最も大きな不安の一つは、経済的な問題です。収入が限られている中で、こどもの教育費や日々の生活費を賄うことは容易ではありません。しかし、経済的な自立を目指して一歩ずつ進んでいくことで、安定した生活が手に入り、不安を和らげることができます。
まず、現在の家計を見直し、無理のない範囲での節約や貯蓄計画を立てることが重要です。また、可能であれば、スキルアップや副業など、自分の収入を増やす方法を模索することも考えましょう。地域や国の支援制度を活用することも、自立に向けた重要な一歩です。ひとり親家庭向けの資格取得のサポートなど、利用できる制度が数多くありますので、ぜひ積極的に活用してください。


【こどもの自立を促す】
ひとり親のもう一つの大きな役割は、こどもを自立した大人へと育てることです。こどもが将来自分で生活を支えられるようにするために、今から少しずつ自立を促すことが大切です。例えば、家事を一緒に手伝ってもらうことで、家庭内での役割や責任感を学ぶことができます。年齢に応じて、洗濯や掃除など簡単な家事を任せてみましょう。これにより、こどもは家庭の一員として貢献する感覚を持ち、自分で考えて行動する力を養うことができます。


【不安を整理し、行動に移す】
漠然とした不安が積み重なると、それが日常生活に大きなストレスとなってしまいます。そこで、まずはその不安を具体的に整理することから始めましょう。何が自分を不安にさせているのかを紙に書き出してみると、頭の中で曖昧だった問題が明確になります。そして、それぞれの問題に対してできること、今すぐできる小さな行動を考えてみましょう。例えば、経済的な不安がある場合、家計の見直しや将来のための貯蓄計画を立てることが一つの解決策です。大きな問題も、小さな行動に分けて取り組むことで、徐々に不安が解消されていきます。
ひとりで抱え込まず、地域の相談窓口に相談することで、心が軽くなることもあります。日本シングルマザー支援協会の「ワタシのミライ相談」の活用もお勧めです。同じ経験をしている仲間と話すことで、新しい視点や解決策が見つかることもあるでしょう。


【自分を大切にする時間を作る】
ひとり親として忙しい毎日を過ごしていると、自分のことは後回しになりがちです。しかし、自分自身をケアすることは、こどもや家族を支えるためにも必要不可欠です。小さな楽しみやリラックスできる時間を作り、自分を大切にする習慣を持ちましょう。例えば、好きな本を読んだり、友人と話したり、少しの間でもリフレッシュすることで、心に余裕が生まれ、不安からも解放されやすくなります。


【最後に】
ひとり親としての生活には、多くの不安やプレッシャーがつきものですが、それに向き合い、少しずつでも解決策を見つけていくことが大切です。今回のコラムでは、初回として浅く触れましたが、今後の連載では、より具体的なアドバイスや方法を掘り下げていく予定です。まずは、一歩ずつ前進していきましょう。あなたの努力が、きっと未来につながる大きな力になります。
 

 

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