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市長定例記者会見 発言要旨(令和4年10月12日)

ページID:0107249 更新日:2022年10月12日更新 印刷ページ表示

所感

まず初めに、こんな話をしていきたいと思います。私、ちょうど赤い羽根をつけておりますが、10月からこの赤い羽根共同募金が始まりました。月始めが土、日だったので、10月3日に駅前で街頭活動をやりました。多分この街頭活動が2年半ぶりかと思います。それまで緑の羽根とか、児童虐待オレンジリボン、あと何があったかな、結構年間何回かあるんです。数回駅前でいろんなもの配ったりという活動をやるんですが、コロナでずっとやっておりませんでした。今回は、募金箱を持って近づいて行き募金をお願いしますっていうのをやるのではなく、募金箱は別の場所に置いてあって募金をしていただくような活動だったんですが、こういう街頭活動が再開したということです。まだ、コロナの感染者の方は松阪は多いんです、県内の中では多い方だと思いますが、それでも少しずつこういった活動が始まりつつあるなということも改めて感じたところです。

それに合わせまして、前に発表させていただいたAIによるイベント集約サイトというのが使われるようになりました。この前、市長と語る会というのを市民の方とやりましたら、結構使ってますよと言っていただきました。自分がイベントを主催する方だったらそうですよね。ホームページを持ってないと自分で入力して掲載ができるそうで、活用していただいているということです。どんどんこういうのが広がっていければいいなと思っております。と言いますのが、あとから発表しますけれども、例えば鳴り物入りで作りました松阪ナビ、行政情報アプリです。これは要するにプッシュ通知で知りたい情報だけをその方へ提供しようとするものです。行政情報っていっぱいありますから、そういうようなやり方をしたんですが、市民意識調査で松阪ナビを知っていますかと聞いたところ、なんと知らないが57.6%なんです。もう一つ私がショックなのが、知っているがダウンロードしていないという回答です。知っているならダウンロードしてくださいって、いらないと言われているのとほぼ一緒ですからね。これをたしますと市民の4分の3が知らない、もしくは必要性を感じていない、そういうことになるのかなということです。行政情報というのをいかに伝えるか、これがやっぱり大きなテーマです。これはなかなか難しい。行政は広く市民の皆さん方に知っていただきたい情報と、それから非常にコアなところ、レアなところがあります。ここに絞って相談窓口を作りましたから来てください。例えば今年で言いますと引きこもりの相談窓口、それからエンディングサポートの相談窓口を作りました。この9月に開設したのがエンディングサポートの相談窓口で、1か月間で14人の方が相談に来ていただいております。これは自分の死後事務ですね、亡くなった後の事務であるとか、健康のことであるとか、そういった相談に来ていただいています。ここがやっぱり大事で、こういう相談窓口があるということを、それを求めている方にいかに伝えるか、これが行政は大きな課題だと思っております。特に引きこもりの方とかに、なかなかダイレクトには伝わっていきません。例えば社協さんであるとか、地域担当持っておられるところ、また、民生委員さんであるとか、そういう福祉に携わる皆さん方の口コミや、訪問とかによって伝わってはいくのですが、それを現に困っている人に、なかなか素早くダイレクトには伝わっていかないなということで悩ましく思っています。

昨日ですが、全職員に「ナッジ理論」の活用という文書を市長名で通知しました。単純に言いますと、「ナッジ理論」を活用してより市民の皆さん方の側に立って、わかりやすいものを作っていこうということです。行政から発送する文書一つとってみましてもいっぱい書いてあります。もう書きすぎなぐらいいっぱい書いてあって、まず読む気になりません。こんな書類を私が行政からもらっても読む気にならないんですから、それはほとんどの市民の方は読む気にならないだろうと思います。それならば、もう少しわかりやすく要点、ポイントをまとめて出していくというふうなこととか、あと、「ナッジ」というのはある面では、行動心理学とか、行動経済学みたいなもので、こういう例があったらしいです。税金を払うというのも、「税金をいついつまでに払ってください」って書くのと、「このまちは、10人中9人の方がこの期日までに払ってもらっています」って書くのでは、いついつまでに払ってくださいよりも後者の方が納付率は拡大に上がるというのです。要するに言い方一つで人の心理が変わるというふうなことです。ある意味で言いますと、インセンティブというふうなことになるのかと思います。こういったことを活用しながら、より行政を身近に感じていける、一番大事なのが情報が届かなければならない人に届くというのをいかにして成し遂げるかです。非常に悩ましいテーマではあるんですが、さらにそういったことに取り組んでいければというふうに思っております。

発表事項

  1. 令和4年度松阪市一般会計補正予算(第7号)説明   
  2. 新型コロナワクチンの接種状況と、ファイザー社2価ワクチン(BA.4/5)による接種体制について
  3. 定礎箱の開封について
  4. 松阪市内店舗PR動画「ウチの逸品」第7弾「寿司」完成
  5. 松阪市×観光三重 「お肉のまち松阪」ブランディング事業
  6. 「お肉のまち松阪」レシートキャンペーン
  7. 市民意識調査(3,000人アンケート)中間報告(速報)

資料

00.市長記者会見事項書 [PDFファイル/86KB]

01.令和4年度松阪市一般会計補正予算(第7号)説明 [PDFファイル/2.66MB]

02.新型コロナワクチンの接種状況と、ファイザー社2価ワクチン(BA.4/5)による接種体制について [PDFファイル/336KB]

03.定礎箱の開封について [PDFファイル/88KB]

04.松阪市内店舗PR動画「ウチの逸品」第7弾「寿司」完成 [PDFファイル/198KB]

04.松阪市内店舗PR動画「ウチの逸品」第7弾「寿司」協力店舗一覧 [PDFファイル/105KB]

05.松阪市×観光三重 「お肉のまち松阪」ブランディング事業 [PDFファイル/632KB]

06.「お肉のまち松阪」レシートキャンペーン [PDFファイル/419KB]

06.「お肉のまち松阪」レシートキャンペーンチラシ [PDFファイル/16.86MB]

07.市民意識調査(3,000人アンケート)中間報告(速報値) [PDFファイル/137KB]

07.市民意識調査(3,000人アンケート)中間結果(速報値抜粋) [PDFファイル/2.25MB]

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