市長定例記者会見　発言要旨（令和4年1月6日）

ページID：0111663 更新日：2022年1月6日更新印刷ページ表示

所感

皆さん明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。まず、昨年を少し振り返りますと、やっぱりコロナのワクチン接種のコロナ対策ですね。これに明け暮れた1年でございました。今後の接種計画等々発表いたしますけれども、医療従事者のワクチン接種の3回目がもうすでに始まっております。この1月は、もう一般の方を前倒しでということにもなっていきますので、オミクロンとの時間との戦いになるかなと思います。早く3回目接種をして、そしてオミクロンの第6波が爆発する前になんとか対応ができればなと考えております。三重県内でも昨日、県内県外合わせて4名のコロナの感染者の発表がございました。まずは、これがあまり広がらないことを祈っていきたいと思います。

それともう1つ、昨年の中で少し嬉しいニュースです。交通死亡事故者数が4名で、かなり激減をいたしました。これもコロナの関係で、皆さんの移動の制限があったのかどうか、ここは私も確かなことは分かりませんが、国の発表でも昨年は統計開始以来、初めて交通死亡事故者数が減ったということでございました。松阪市においても、交通事故が非常に多い町っていうイメージを持たれておりますけれども、その中で死亡事故が少なかった、これは1つ朗報かなと思っております。
合わせましてそれにまつわると言いますか、11月末から火災の注意報の発令をしておりまして、年末で一応解除になったんですが、この冬休み期間中も1カ所離れが全焼ということもございました。引き続きこちらの方は皆さんに注意喚起をしていければと思っております。

後ですね、今朝の新聞にも何社か取り上げていただいておりましたけれども、飯南の仁柿のモニュメントが昨日完成したそうです。私も運悪く一昨日行ってしまいまして、皆さん作業の真っ最中でした。今回は布袋さんですね。特に経済を回していこうと、そういう願いを込めて、ボランティアの方々がかなり苦労されて、年末も年明けも作業いただいて、ようやく完成をしたということです。こういうことを見ていつも思うんですけれども、松阪の市民の皆さんの市民活動の充実というんですか、すごく市民活動がたくさん行われている街だなと、改めてこういうことを見ると私は感じます。こういうことは嬉しいです。やはり様々に市民の皆さん方が自らの意思でこの街を盛り上げて行こう、そんな思いがああしたモニュメントに表れていると、改めて感謝を申し上げたいと思います。

それからもう1つ、もちろんこれだけは冒頭に申し上げなくてはなりませんでした。今もコロナ対策で医療に従事している皆さん方、3回目接種も今始まる中で、これからの対応、昨年も本当に皆さん方に感謝です。多分第6波が来ると言われています。多分来るんでしょう。これからも市民、住民のためにぜひともご協力いただきたいと思います。

それから、毎年書初めをしておりまして、今年の1字というのをお出しさせていただいております。今年はですね、この「新」新しいという字にさせていただきました。あまり上手じゃないですが、私が書きました。今年どうして新しいっていう字にしたかというと、私は未来学者じゃありませんから、未来のことがすべて分かっているわけではないけれども、多分3回目接種が終われば、夏ぐらいには、だいたい接種も終わっていくだろと考えます。また子どもたちの接種も始まって、それなりの形で出来上がっていくだろうとなると、ある程度コロナの終わりの始まりになるだろうというふうに思います。そうした時に世の中自体が非常に新しく、生活環境も新しくなります。そういうことを見据えて、今年はいろんなことをはだてていく必要がある、そんなふうに感じております。特に寅年でございまして、実は私年男でございます。それで虎にまつわるいろんなことわざがありますね。「虎千里を走る」であるとか、特に一番有名であるのが、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」というふうなことわざがございますけれども、今年はまさしくそういう年かなと思っているんです。いわゆる挑戦していく、トライをしていかなかったら成果は出て来ない、果実は得られない。新しいことに挑戦をしていく、変化に対応していくというふうな話かなと思いますけれども、それができたところだけが果実を得られる。そういうことなんだと思います。今年の松阪市は様々な新しい挑戦をやっていく1年。そんな思いを込めてこの新しいという字を書初めとさせていただきました。ぜひともまた皆様方にもそういった松阪市の新たな施策であるとか、試み、発信を共にしていただければというふうに期待するところでございます。