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昨日、政府から、コロナウイルスの感染拡大に備えて、イベントに関する国民の皆さんへのメッセージということで、ある程度方針が示されました。それを受けて今朝から早急に松阪市の方針をまとめさせていただきました。そのことに関しまして報告いたします。
政府の方針は、イベント等の開催は主催者の判断によるということでございます。開催をするのであれば、まず、参加者への手洗いの推奨、それから、アルコール消毒液の設置、風邪のような症状のある方には参加をしないよう依頼することで、感染拡大の防止に向けた対策の準備をしていくという内容であったと理解をしております。
松阪市では、今週末、武四郎まつりが開催されます。これにつきまして、基本的にイベントは実施する方向であります。それにはまず、開催会場の入り口に大きな看板を掲げて風邪のような症状のある方には参加しないよう自粛のお願いをさせていただくというのが1つです。
それから、入り口ではアルコール消毒の徹底をします。これに関しましては、祭りの主催は実行委員会ですが、市の職員が責任を持って来場される皆さん一人ひとりにアルコール消毒液で手の消毒をお願いします。祭り会場の入り口は2か所ありますので、そこは徹底してさせていただこうと考えております。
それから、物販だけではなくさまざまなブースや役割で配置されたすべてのスタッフはマスク着用という形で対応させていただきます。
それから、この武四郎まつりについて、残念な報告をいくつか申し上げます。この度の新型コロナウイルスの感染拡大に関連してウレシパクラブ並びに札幌大学の本田先生が、祭りの参加を自粛されることになりました。このことによりまして、前日にこどもの城で開催予定だったアイヌ文化体験交流会は中止となりました。
それから、武四郎まつり本番の、ウレシパクラブがやるアイヌ古式舞踊も中止となりました。それから、がいなもん武四郎トークというところで、札幌大学の本田先生と、それから、がいなもん武四郎の作者であります河治和香さんとのトークセッションを計画しておりましたけれども、内容を変更して実施いたします。
それから、通常業務の時の市役所の対応については窓口にアルコール消毒液を配置させていただいて、ご来場の方に使っていただきます。
続いて、高齢者交通死亡事故多発注意報に関連した、現在の状況を少しご報告いたします。
2月20日時点現在で、高齢者向けの安全教室での反射材の配付数が、1,574個の配付をさせていただきました。それから、老人クラブへの反射材のたすきの配布につきましては、今、加盟団体代表者へ通知をしまして、これも20日現在で1,841本の配付をさせていただいております。さらに、老人クラブ連合会に参加をしていない老人クラブが多数ございますので、そちらのほうは、自治会に今問い合わせをさせていただいているところで、把握し次第配付をする予定となっております。
それから、市職員、まず隗より始めよというところでございまして、2月18日現在、110部署の2,786名にリストバンドを配付させていただきました。実はこの近辺も結構夜は暗くなりますので、少なくとも注意報発令中はリストバンド等を自身や通勤カバンや自身に着用して、市の職員自らが率先垂範をして反射材の着用を行い、啓発していきたいと考えています。