ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 市長の部屋 > <市長コラム>市長就任から10年がたちました

本文

<市長コラム>市長就任から10年がたちました

ページID:0184227 更新日:2025年11月1日更新 印刷ページ表示

​2015年10月の市長就任から10年を迎えることができました。
これもひとえに市民の皆さまのご支援とご協力の賜物と心から感謝いたします。


この10年の間に、地球温暖化やDXの普及など私たちを取り巻く社会環境は大きく変化してきました。その中でも新型コロナウイルス感染症は社会に不安をもたらし孤立・孤独を深め市民生活や地域経済に影響を与えました。特に、不登校児童・生徒の増加や出生数の低下など子どもや若者に大きな影響が出ました。

この10年で松阪市の人口(10月1日現在)は167,733人から154,802人に減少し、そのうち14歳までの若年層が21,962人から17,083人に減少している一方で65歳以上の高齢者は45,975人から48,497人に増加しており、高齢化率は31.3%と少子高齢化が進みました。

地方を取り巻く一番の課題は人口減少です。人口がある程度減っていくことは想定せざるを得ませんが、将来を見据え未来の可能性に向けて様々なチャレンジが必要だと考えています。

そのために、子どもたちが元気に育ち、時代を生き抜く高い学力を身につけ、大人になってもこの街に住んで仕事ができる環境があり、また家庭を築き、次の世代に繋いでいくとともに高齢になっても健康に暮らし続けられるという大きな循環が必要だと私は思っています。

そのためにも、まずは「子育てするなら松阪で」と言われるよう子育て一番の公約どおり引き続き果敢に挑戦していきたいと思います。

若者定住はもちろんのこと、福祉社会の実現や公民連携を進め社会の変化やニーズに対応するまちづくりを進めてまいります。

一人ひとりのご意見を尊重し、市民の皆さまとともに地域の未来を築くため、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

松阪市長
竹 上 真 人