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2019年の振り返りと、2020年の抱負について、竹上市長にインタビューしました。
4月に「スケートパーク」と「豪商のまち松阪観光交流センター」がオープンしました。
スケートパークは連日多くの方で賑わい、その中でも約2割の方が県外から来ていただいています。スケートボードはオリンピック競技にも選ばれたので、ここから世界で活躍する選手が生まれれば良いなと思います。
スケートボード初心者クラスの様子
豪商のまち松阪観光交流センターは観光バスの駐車場とセットで整備しました。
付近を歩いていると観光バスが止まっているのをよく見かけ、多くの方に来ていただいています。観光情報の紹介からお土産まで買うことができるこの施設は、観光の発信基地としてこれからも期待しています。
豪商のまち松阪観光交流センターオープニングセレモニー
昨年はこども医療費助成の充実を図りました。まず、助成対象年齢を高校生世代(満18歳年度末)まで拡大しました。また、未就学児の医療機関窓口での自己負担額を最大1,000円までとしました。
高校生は病院へ行くことは少ないかもしれません。しかし、実際に病院へ行くときは大きな病気やけがをした場合が多く、医療費が高額になりがちです。そのような場合にこの制度はとても効果が高いと考えられます。これらの制度は検討委員会を立ち上げて様々な議論をした結果から策定されたもので、早期に実現することができました。
その他にも市内の小中学校45校にエアコンを設置したり、北部学校給食センターを整備して、子どもたちに温かい給食を届けたりすることで、学習環境の充実も図りました。
北部学校給食センター
昨年の市長選挙では再選させていただきました。しかし、投票率が低いということもありました。市民の皆さんにもっと関心をもってもらえるように、松阪市が行っていることなどをしっかりとお知らせしていく必要があると、改めて感じました。
2020年は3つの大きな取り組みがあります。
まず一つ目は「みえ松阪マラソン」です。三重県では16年ぶり、松阪市では初めてのフルマラソンを実施します。この大会にはボランティアの皆さん、沿道で応援する皆さん、協賛をいただく企業など、多くの方のお力が必要となります。全国から多くのランナーが集まるこのビックイベントで松阪の魅力をしっかりと発信したいと思います。
二つ目は「超高齢社会」です。現在も既に高齢社会となっていますが、これからさらに高齢化が進みます。認知症への対策や地域交通のあり方の検討など、この超高齢社会に対応するための様々な対策を考えるスタートの年が今年であると考えています。
三つ目が「子育て支援」です。これまで子育て一番宣言!のもとで政策を行ってきました。それは2020年も継続していきます。
昨年は小学生ペットボトルロケット大会を実施し、とても盛り上がりました。このようなイベントも含めて、あらゆる子育て支援をしていきます。
今年は十二支の始まり「子年」です。松阪市でも様々な新しいことの「始まりの年」にしたいと思っています。そのためには市民の皆さんの協力が不可欠となります。今年も松阪市政にご協力のほど、宜しくお願いいたします。