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ランチミーティングの風景
皆さん、お正月はゆっくりお過ごしいただけましたか?
私は、1月4日の仕事始めから、挨拶回りや様々な協議、平成31年度当初予算の査定など、あいかわらず慌ただしくも充実した毎日を過ごさせていただいています。
今月は、昨年11月から12月までにかけて計4回に渡り開催した今年度の新規採用職員とのランチミーティングについてお話しします。これは、新規採用職員の生の声を聴き、フレッシュな意見を市政に活かしたいと思ったのがきっかけで、平成29年から始めています。こういった取組みは、職員と顔の見える関係を築き、市職員全員が一つのチームとなって日々の業務に取り組むために大切なことだと思っています。
さて、初めて市長室に入る職員も多いことから、最初は随分と緊張感が漂うものの、それぞれが持参したお弁当や日頃利用する食堂のメニューを話題に話しの花を咲かせ、次第に和気あいあいと和やかな雰囲気となりました。そして、職員からは、自分が今の部署に配属されたことに対する率直な疑問を私にぶつけたり、また、ITを活用した具体的な業務改善の提案がされるなど、笑い声があふれる中にも有意義なひと時となりました。
私からは、市政に対する思いに加え、私自身が20代のときに感じていたことや、そのときの上司に言われたことなどを話しました。そして、職員からは、現在の業務内容や職場の雰囲気などを聴き、特に彼ら・彼女らからは、市役所の業務が非常に多岐に渡ることに対する戸惑いといったものが感じ取れました。
市役所には毎日、様々な事情をかかえた市民の方がお越しになります。それぞれ職場の最前線で仕事をする新規採用職員たちは、経験こそ不十分なものの、自分は市民の方のために何ができるのか、市民の方が何を必要とされているか、私がよく言っている「誰のため、何のため」の市役所なのか、という思いを忘れず、職場の上司や先輩職員とともに日々の業務に励んで欲しいと思います。そして、経験を積む中で多くのことを学ぶとともに幅広い交流関係を築き、自らが選んだこの市役所での仕事を精一杯頑張ってもらいたいと心からエールを送ります。