このシステムは、生産者が手塩にかけて育て上げた松阪牛1頭1頭の個体情報や
肥育農家情報など、導入から出荷までをデータ管理する、
松阪牛独自のトレサビリシティシステムです。
平成13年(2001年)の狂牛病の発生や食肉偽装事件をきっかけに、
消費者の牛肉に対する不信感を解消し、
安心安全で信頼できる松阪牛ブランドを守るために、
国の個体識別システムに先駆けて稼働しました。
松阪牛は、全国各地の優秀な子牛を松阪牛生産地域に導入後、
すべてこのシステムに登録されます。
それにより、牛の性別や生年月日、出生地だけでなく、
名前や血統、肥育日数、農家の情報、えさの内容など30項目以上のデータが集積されます。
サンプル→画面サンプル[PDFファイル/405KB]
このデータ収集は、システムを管理運営する三重県松阪食肉公社の職員が
直接牛舎まで行き、登録する松阪牛を全頭確認していますので、
大変信頼性の高いものとなっています。
こうしてシステムに登録された松阪牛の情報は、松阪牛証明書・松阪牛シールに書かれている
10ケタの個体識別番号を、パソコンやスマートフォンのインターネットで検索すると、
誰でもその場で確認することができます。
消費者の皆さまが一目で確認でき、
安心して松阪肉をご賞味いただけるとともに、
まさに皆さまと肥育農家とを結ぶ架け橋となっています。
店頭においては、松阪牛証明書や松阪牛シールで「松阪牛」と表示されています。
松阪牛シールは店頭で販売されている肉のパックに添付され、
真っ赤な肉太の独特の書体で「松阪牛」と書かれています。
これが松阪牛シールで、10桁の個体識別番号、牛の肥育場所、肥育した農家の名前のほか、
特産・A5・A4などの品質規格が記載されています。
この証明書・シールに記載された10桁の個体識別番号を、パソコンやスマートフォンの
インターネットで検索し、システムに登録された情報をご確認いただけます。
主な内容は、牛の生年月日、出生地、肥育場所、血統、
肥育した農家の住所氏名、肥育日数など30項目以上です。
このような徹底した管理により、松阪牛の安全・安心を提供しています。
【松阪牛シール】
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【松阪牛証明書】
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