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近年、国内各地で豪雨等による災害や猛暑が多発するなど、異常気象により私たちの生命や住環境はこれまでになく脅威にさらされています。これらは、地球温暖化に伴う気候変動によるものといわれており、温室効果ガスの削減が喫緊の課題となっています。
日本での温室効果ガス排出量の大部分は、衣食住や移動といった日常生活の行動に起因しており、1人ひとりが日常生活を見直していく必要があります。
しかし、いざ生活を見直してみようと思っても何から始めていいかわからない方も多いのではないでしょうか。
そんな時、日常生活を見直すきっかけのツールの一つとして、環境家計簿があります。
環境家計簿に電気やガス・ガソリンなどの使用量を記録することで、家計の収支計算のように温室効果ガスのおおよその排出量を知ることができます。また、環境家計簿をつけることで、どうして増えたのか/減ったのかを考えるきっかけとなり、排出量を無理なく減らすための「環境にやさしい行動=エコな行動」につながると考えます。
月に一度、利用明細、給油明細等を見ながら、電気・ガス・灯油・ガソリン・軽油の使用量を環境家計簿に記入し、簡単なかけ算で使用量をCO2の排出量に換算します。
※それぞれの使用量・金額については、利用明細・給油明細等でご確認ください。
環境家計簿サンプル [PDFファイル/429KB]
環境家計簿を見て、算出された二酸化炭素量はどれくらいなのか、前月より増えたのか減ったのか、それはどうしてなのかを考えてみましょう。また、どうしたら減らすことができるのかを考え、次の月に実践してみましょう。
◎環境家計簿にプラスしてやってみよう!
環境家計簿をつけながら、エコな行動を実践してみましょう。難しく考えず、身の回りのちょっとしたことからでかまいません。実践した内容を次の「エコな行動日記」のような形で記録していくと、どんなことをしてどんな結果になったかを振り返ることができ、次の行動につなげやすくなります。
〇エコな行動日記…省エネ等のエコな行動を自分なりに考え、実践し、日記をつけます。簡単なもので構いません。
例) 「天気が良かったので、自動車ではなく自転車で買い物に出かけた」
週に3回程度を目安に、1か月間日記をつけてみましょう。同じエコな行動が続いても構いません。
取り組みを始めたい方は下記のファイルをダウンロードしてください。↓
環境家計簿・エコな行動日記(1か月分) [Excelファイル/38KB]
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これまでキャンペーンにご参加いただいた方から情報発信をしていただいています。ぜひご覧ください。
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・環境家計簿キャンペーン通信(令和4年度夏)
松阪市殿町1340番地1
松阪市役所 環境課
電話 0598-53-4425