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環境家計簿キャンペーン通信(令和4年度夏)

ページID:0111904 更新日:2022年11月28日更新 印刷ページ表示

環境家計簿キャンペーン通信(R4夏)

はじめに

 「環境家計簿をつけてみよう!キャンペーン」は、家庭でのエネルギー使用量等を把握する環境家計簿の取組をきっかけに、省エネ(地球温暖化対策)・節約につながる行動を気軽に始めていただくとともに、環境にやさしい行動(エコな行動)全般について考え、実践していただくことを目的としています。

 また、参加いただいた方の取組(感想・コメント等)をこのように松阪市ホームページで情報発信することで、環境にやさしい「エコな行動」の輪を広げることもまた、目的の一つです。

 今回のキャンペーンでは8組のご家庭で取り組んでいただきました。
 3か月間、意識的に省エネなどのエコな行動をすることで、多くの方がエコな行動が身についたと感じられたようです。また、すべての方がキャンペーンに参加することで環境について考えることが以前より増えたとの回答がありました。
 
 参加者の皆さまが意欲的であったことはもちろんですが、キャンペーンに参加することにより、難しく考えずに行動を始めるための「きっかけ」を得ていただいたのではないでしょうか。

 エコな行動と聞くと難しく考えがちですが、実のところ、まずは気軽に始められるくらいのささやかな行動で十分なのです。

 このページでは、本年の夏に環境家計簿・エコな行動日記に参加いただいた方から提出された報告書をまとめています。個人で取り組める環境にやさしい行動がたくさん報告されており、取組まれた方のエコな行動を続ける工夫をたくさん掲載しています。

 ぜひ、ご一読いただき、皆さんの行動の参考にしてください。

 「環境家計簿」についてはこちらをお読みください。→ あなたも環境家計簿をつけてみませんか?

参加者の声

N.M様

 
取り組みやすかったこと コツ
水を出しっぱなしにしないこと。  
食器や鍋についた油脂は吸い取り紙などで拭き取ってから洗うこと。 手の届くところに雑紙を置いておくようにした。
 
所感・これから取り組まれる方へのメッセージ
個々の心の持ちようでいくらでも省エネには取り組めると思います。小さい子には具体的に水とか電気とかを示せば良いと思います。大人はそれぞれの立場で取り組むものが違ってくると思います。が、何かしら省エネをしなければという気持ちを持つことで1つの省エネが100の省エネにつながると思います。
 
市からのコメント
1つの省エネが100につながる。確かに最初から100やろうと思うと大変ですが、まずは「1」をやってみて無理のない範囲で続けていくといつのまにか100になる。または、「1」を始める人が100人集まれば100になるんですよね。このページを読んでいただいた方が「1」を始める一人になっていただけると幸いです。

S.H様

 
取り組みやすかったこと コツ
テレビのかわりにラジオを聴くようにしたこと。 テレビは本当に見たい番組にし、ラジオは長時間聴くようにした。
車は週に1回だけ使用。 車の必要な日に、まとめて用事を済ますようにした。
電灯をこまめに消すこと。  
ごみの分別をしっかりし、プラごみや資源回収を多く出すようにした。 プラごみは袋状のものは切り開き、洗って乾かす習慣にした。雑紙用に紙袋を用いることで、小さな雑紙も資源回収に出せた。
生ごみは一部コンポストに、残りは乾かしてから出すようにした。 コンポストは、ダンボール箱に黒土を入れただけなの簡単なものなので、気軽に捨てられた。
 
所感・これから取り組まれる方へのメッセージ
今回の取組で新しくはじめたことがいくつかあったが、とっかかりはちょっとハードルが高い。面倒だと思ったことも習慣化してしまえば”頑張っている”という感じはなく、これからも継続していきたいと思います。
 
市からのコメント
「頑張る」を超えて、エコな行動が習慣化したことは素晴らしい結果だと思います。これからも継続して取り組んでいただければと思います。それと、車を週1回の使用にされたということは、徒歩や自転車利用が増えたのでしょうか。健康増進にもつながると思います。エコな行動の恩恵って、色々な部分にもつながっていきますね。

M.M様

 
取り組みやすかったこと コツ
エコドライブを心がけること。 気持ちに余裕をもって安全運転=(エコ)をした。
家電(扇風機・炊飯器)電源から抜く、つけっぱなしにしないこと。 使い終わったらコンセントから抜くようにした。
こまめに照明を消すこと。 意識して照明を消すようにした。
冷蔵庫のドアの開け閉めを減らす。 冷蔵庫を開ける前に何が必要か考えてから開けるようにした。
冷蔵庫に食材メモ(野菜など)を貼っておいた。 冷蔵庫に何の食材があるのかわかり、また、使い切るので食品ロスがなくなったこと。
雨水で花の水やりをしたこと。 バケツに雨水をためた。
プラごみの整理がごみの分別につながったこと。 プラごみ入れを設置した。
 
所感・これから取り組まれる方へのメッセージ
普段からエコを意識して行動してみると、簡単にできました。
省エネは毎日の積み重ねが大事だと思いました。
 
市からのコメント
一つ一つは小さなことかも知れませんが、たくさんのことに意識して取り組んでいただきました。その中でもエコドライブでは、気持ちにも時間にも余裕をもった運転が見に付くでしょうから、安全運転だけでなく、時間を上手に使うことにもつながるのではないでしょうか。

K.J様

 
取り組みやすかったこと コツ
誰もいない部屋の電気は消す。 忘れていることがあるので、誰かいるのと声掛けした。
ペットボトルをリサイクルした。 キャップの蓋入れを作り、みんなで入れるようにした。
エコバッグを使用した。  
 
所感・これから取り組まれる方へのメッセージ
自分にできることをする。
 
市からのコメント
無理のない範囲で、ご自身にできることをしていただくことは、省エネへの第一歩です。また、ペットボトルやキャップの分別、エコバッグ利用などを意識することは、海洋プラスティック問題にもつながっていきます。省エネだけでなく、分別の徹底についても意識して続けていただきたいと思います。

M.E様

 
取り組みやすかったこと コツ
日中の室内節電 外の光を取り入れた。
必要外での車の使用を控える 買い物回数の削減
除草作業 除草は早朝に行った。
冷蔵庫のドアの開け閉めを減らす。 冷蔵庫を変える前に何が必要か考えてから開けるようにした。
雨水を効率よく利用し、庭へのまき水として利用した。 雨水は古い陶器のかめを使用した。
聞紙はリサイクルステーションへ持ち込み換金した。  
 
所感・これから取り組まれる方へのメッセージ
無理はしていません。電気・ガソリンは単価が上がれば出費が大きくなるので仕方がない。
 
市からのコメント
暑い時間帯での作業後はエアコン使用が増えるように思います。早朝などの涼しい時間に除草作業を行うことは、その日1日を涼しくエコに過ごすことにつながるのでしょうね。早起きにもなりますし、色々な「得」につながると思います。無理なく続けられる行動が、継続への近道です。これからも無理のない範囲で、ぜひ継続していただければと思います。

H.F様

 
取り組みやすかったこと コツ
買い物は近いところでまとめて買うようにした。  
 
所感・これから取り組まれる方へのメッセージ
家族数も少ないので見直しても変化は少ないかなと思いますが、少しの変化も大事かなと思います。
 
市からのコメント
「少しの変化」が大事だと私たちも考えています。「少しの変化」を始めていただく人、続けていただく人の輪が少しづつでも広がっていけば、大きな変化(減少)となります。ぜひこれからも、エコな行動を続けていただければと思います。

S.K様

 
取り組みやすかったこと コツ
お湯はガスでなく電気ケトルで沸かす。 目につくところにケトルを置いておく。
炊飯器の保温機能を使わず、使った後コンセントを抜く。 おひつを使って保存する。
人がいる時間で涼しいときは窓を開ける。  
水を洗い桶にためて皿などを洗う。 油のついているものはよけておいて、後で洗うようにした。
油物は古紙などでふきとってから洗う。 すぐふけるよう、古紙を切っておいた。
 
所感・これから取り組まれる方へのメッセージ

無理をすると嫌になるので、できる範囲でするのがいいと思います。「どうしたら行動しやすくなるか」を考えて、気が付きやすい工夫をしました。
習慣になるまでは面倒でしたが、身につくと自然に行動できるようになりました。

 
市からのコメント
身につくまで続けられたことは素晴らしい結果だと思います。また、気が付きやすい工夫をたくさんしていただいた結果とも言えます。これからも継続してエコな行動に取り組んでみてくださいね。

M.N様

 
取り組みやすかったこと コツ
部屋の照明や、テレビをつけっぱなしにしないようにした。 玄関の照明を消した。どこかの部屋に行くときは照明を消すか豆球にするようにした。
節水をする。 汚れた食器や台所道具など使い古した布を小さく切り、その用途に合わせて用意しておく。
 
所感・これから取り組まれる方へのメッセージ
省エネは私たちの健康と天候・そして意欲がないと続けられないと思った。(体調が悪いとそれどころではない)身近なところからコツコツとしていこうと思う。
 
市からのコメント
省エネはやり過ぎてしまうと健康や体調にも影響するような「がまん」になってしまいがちです。おっしゃるとおり、無理のない範囲で続けていただければと思います。

 

おわりに

初めての開催ではありましたが、参加いただいたすべての方がこのキャンペーンを「きっかけ」に、エコな行動を始めていただけました。一つ一つは小さな行動ですが、これをはじめにエコな行動の輪はつながっていくと思います。

市では「きっかけ」づくりのため、今後も「環境家計簿をつけてみようキャンペーン」を続けてまいります。

興味を持たれた方はぜひ、ご参加ください。

問い合わせ先 

 松阪市殿町1340番地1
 松阪市役所 環境課 
 電話 0598-53-4425