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鰐口 文安元年の銘がある

ページID:0111956 更新日:2019年12月25日更新 印刷ページ表示

飯高管内

120-199
鰐口 文安元年の銘がある
(わにぐち ぶんあんがんねんのめいがある)

県指定有形文化財

概要

  • 1口
  • 室町時代
  • 飯高町粟野 安養寺
  • 径22.4cm、厚さ8.2cm
  • 昭和30年4月7日

 青銅製の鰐口で、面は内環線により銘帯と撞座の2区に分けられている。銘帯には向かって右に「安養寺」、左に「文安元年(1444)十二月廿日」と刻まれている。面の張りはやや低く、外縁は二線、内環線は三線よりなり、耳は巾が広く、目は横に長い円形をしている。撞座中央に単純化された蓮華座を鋳出するほかは装飾らしいものはなく、古雅で素朴な感じを受ける。この鰐口は宮の森にある大日堂(大日山安養寺)に掛けたものである。

鰐口