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絹本著色 えり 宇田荻邨筆

印刷用ページを表示する掲載日:2020年5月14日更新

本庁管内 市街地区
144-242
絹本著色 えり 宇田荻邨筆
(けんぽんちゃくしょく えり うだてきそんひつ)※「えり」は魚へんに入

市指定有形文化財

概要

1点/昭和6年(1931)/殿町 市立第一小学校/絹本著色、額装 178.0×108.0cm/平成23年3月24日

 この作品は、昭和6年(1931)の第12回帝国美術展覧会に出品された作品である。宇田荻邨(1896~1980)の大正年間の非常に主観性の強い作風は、昭和に入ると装飾性の強い伝統的作風に変わっていく。昭和2年(1927)の「渓間」、昭和8年(1933)の「梁」などとともに、この時期の作風をよく示す作品ということができる。
 同じ松阪市所有の「梁」に比べると、写生から始まる詳細な成立過程は知られていないが、繰り返し行われる写生によって集められた素材とそれを構築していく構想力の融合、換言すると写実と装飾の両立という点で、荻邨の同時期の作品の中でも「梁」と双璧というべき作品である。

絹本著色 えり 宇田荻邨筆

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