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太刀 無銘(伝国俊) 附 糸巻太刀拵

ページID:0111789 更新日:2020年5月8日更新 印刷ページ表示
  • 本庁管内
  • 市街地区

2-8
太刀 無銘(伝国俊) 附 糸巻太刀拵
(たち むめい(でんくにとし) つけたり いとまきたちこしらえ)

国指定重要文化財

概要

  • 1口
  • 鎌倉時代
  • 殿町 合同会社苗秀社(東京国立博物館寄託)
  • 長さ75.45cm、反り2.7cm
  • 大正2年4月14日

 鎬(しのぎ)造り、三ツ棟、反(そ)りは京反りで目釘穴(めくぎあな)3個、磨上茎(すりあげかなご)で先切(さききり)、鑢筋違(やすりすじかい)、地鉄の鍛えは小板目(こいため)肌よくつみ、地沸(じにえ)つく。刃文(はもん)は丁字(ちょうじ)乱れ、足(あし)・葉(よう)など入り、帽子は乱込んで小丸(こまる)ごころに返る。来国俊(らいくにとし)の作と伝えられる。来派は鎌倉時代中期から末期にかけて非常に栄えた刀鍛冶である。この太刀は紀州藩祖徳川頼宣の佩刀(はいとう)として伝来し、明治17年南龍神社創建の際、紀州徳川家より同神社に奉納された。

来迎寺1