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宝塚古墳(たからづかこふん)
・種別:史跡
・員数:26,787.4m²
・時代:古墳
・指定日:昭和7年(1932)4月25日
・所在地:宝塚町・光町
・所有者等:松阪市
・備考:宝塚1号墳と2号墳からなる史跡
かつては伊勢湾を望む丘陵一帯に88基の古墳が所在したとされますが、宅地化が進み、史跡である宝塚1号墳と2号墳以外に残るのは4号墳のみです。
発掘調査により、1号墳は古墳時代中期初頭(5世紀初頭)の、伊勢湾西岸で最大の全長111mの前方後円墳、2号墳は古墳時代中期前半(5世紀前半頃)の、全長90mの帆立貝式古墳であると判明しました。
1号墳の墳丘は、全体的に3 段の斜面をもち、葺石(ふきいし)をともないます。また、「祀りの場」とされる造り出しと古墳本体をつなぐ土橋は、全国でも事例が少なく貴重です。造り出しの周囲では船形埴輪(ふねがたはにわ)を含む埴輪配列が明らかとなり、古墳祭祀を考えるうえで貴重な発見例となりました。
1号墳は、当地域の初現となる前方後円墳であり、多種多様な形象埴輪が導入されるなど、ヤマト王権の影響が認められ、当地域における王権の系譜をたどることのできる貴重な古墳です。
