本文
6-250
大淀三千風遺墨並びに関係資料 附 一柳亭贈手文庫
(おおよどみちかぜいぼくならびにかんけいしりょう つけたり いちりゅうていぞうてぶんこ)
県指定有形文化財
6-29
大淀三千風関係資料
(おおよどみちかぜかんけいしりょう)
市指定有形文化財
大淀三千風(1639~1707)は射和の豪商三井家に生まれ、名を友翰と称し、三千風、無不非軒等と号した。15歳の頃から俳諧を志し、31歳で法体して専ら俳諧の道に進み、やがて芭蕉と同じ時代にあって活躍し、近世俳諧史上、特異な地歩を占めた俳人であった。
指定された資料は、県・市あわせて74点で、中に「附」として三千風愛用の手文庫1点(県)がある。三千風自筆のものは19点で、短冊7点の他は巻子・懐紙等である。他は知人、門人などの手になる資料であり、三千風の画像など貴重なものも多い。