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本庁管内 東部地区
60-119
御衣奉織行事(機織り立) 神服織機殿神社
(おんぞほうしょくぎょうじ(はたおりたて) かんはとりはたどのじんじゃ)
市指定無形民俗文化財
61-120
御衣奉織行事(機織り立) 神麻続機殿神社
(おんぞほうしょくぎょうじ(はたおりたて) かんおみはたどのじんじゃ)
市指定無形民俗文化財
期日:5月1日~15日・10月1日~15日/井口中町神麻続機殿神社・大垣内町神服織機殿神社/昭和50年9月27日
一般に「おんぞさん」と呼ばれる、皇太神宮の神御衣祭にお供えする御衣奉織の行事である。御衣には、和妙(絹)と荒妙(麻)があり、大垣内町の神服織機殿神社では和妙を、井口中町の神麻続機殿神社では荒妙を、八尋殿で織り奉る。
奉織工はいずれも地元の人々である。奉織に際しては斎館で身を清め白衣・白袴を着け、更に御塩で清めを受ける。1日朝、両社それぞれに神御衣奉織始祭が行われたあと、早速糸繋ぎや管巻きにかかる。織立てが始まると、左右に走る杼の音や筬を引く音が、静かな神域に流れる。
布が織り上った13日には、神御衣奉織鎮謝祭の祭儀が行われ、その夜、神職に送られて、皇太神宮で行われる14日正午の神御衣祭に向かって出発していく。