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西野子踊り
(にしのこおどり)
市指定無形民俗文化財
村の神々に捧げる豊年踊りで昭和54年8月、30年振りに復活した。踊りは、羯鼓(かんこ)が男女小学生に大人が混じって40~50人、采持(さいも)ちは若衆40人程、太鼓1人、笛3~4人、貝吹きで構成される。踊り歌は、神事踊りの色を帯びて、勢子入りに始まり、神楽・世の中・小原木・飛田・鏡鑄(つき)・陣立・花見などが歌われる。祭りハッピに羯鼓をつけた子どもたちを中心に、浴衣に編笠の采持ちや笛吹きが外周を取りまく、華やいだ昼間の踊りである。