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木造薬師如来立像(もくぞうやくしにょらいりゅうぞう) 〔薬師寺〕
・種別:重要文化財 彫刻
・員数:1躯
・時代:平安
・指定日:大正5年(1916)5月24日
・所在地:嬉野一志町(薬師寺)
・所有者等:薬師寺
・備考:像高95.5cm、桧材、寄木造
左手に薬壺(やっこ)を持つ、漆箔(しっぱく)、彫眼の薬師如来立像で、薬師寺の本尊として安置されています。左右の相対性を重視した端正な姿をとり、優雅かつ静寂な風を示します。
11世紀の中頃、仏師定朝(じょうちょう)が造り上げた作風は当時の人々に非常にもてはやされ、やがて都から地方へと急速に広がりをみせました。これを一般に定朝様(じょうちょうよう)と呼びますが、本像は、市域に残るこの様式の作例中でも特に優れた正統派の作です。
現在は本堂の裏山に建てられた収蔵庫に安置され、12年ごと辰の年に公開されます。
