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木造聖観音坐像(加福院)

ページID:0111961 更新日:2019年12月25日更新 印刷ページ表示

飯高管内

124-204
木造聖観音坐像
(もくぞうしょうかんのんざぞう)

市指定有形文化財

概要

  • 1躯
  • 室町時代
  • 飯高町森 加福院
  • 像高43.9cm、檜材、寄木造、漆箔像
  • 平成3年9月27日

 顔立ちは鎌倉時代の様式が色濃く見られる。目は下を向き、口元に特色がある。顔の表情は穏やかで、膝へ流れる衣紋は柔らかく美しい。宝髻はやや形式化しており、もと十一面観音であったものを造りかえたものと思われる。また、宝冠は繊麗であるが、顔に比べて大きいため江戸初期の後補と思われる。

木造聖観音坐像